先日の日曜日、
思いがけず二匹の仔猫を
もらいうけました。
初めての飼いネコが死んでから
7~8年経ち、また飼いたいような、
もう勘弁
・・・というような感覚で、
ネコのいない生活にも慣れ
、汚れを気にしなくていい安心を
謳歌していた今日この頃。
マンガ「銀の匙」の八軒くんが、
養豚の子ブタちゃんに抱いたのと同じく
ずぎゅ~~ん![]()
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・・・と、やられてしまってます。
とはいえ、まだ生後二週間足らず
らしい捨て猫ちゃん。
そんな小さいのを育てた経験など
あるわけなく、
家族中で右往左往する毎日です![]()
お世話していると、
我が子が乳児の頃のことを思い出します。
ネコも、人間の子も、基本
「食う
」「寝る
」
「出す
」「泣く
」
この4つの繰り返しですね(笑)
ところで、
突然ネコを飼うはめになった
そもそものきっかけは、
近所のホームセンターで
ばったり会った友人から、
里親探しを頼まれたことに始まります。
その前日、散歩の途中で、
ガムテープで封をされた段ボールの中から
鳴き声がするので、
気になって開けたら、
4匹の仔猫が入れられていたそうです。
その箱は、川岸の端に置いてあり、
中のネコが暴れでもして
バランスを崩したら、
もしかしたら段ボール箱ごと
川に落ちていたかもしれない。
捨てた人は、
それを期待していたのでしょうか。
拾った友人は、
自分が飼えるわけでもないのに、
その足で動物病院に駆け込んで、
その後お世話道具一式買いこんで、
仔猫と一緒に里親の私たちに
託してくれたのでした。
4匹のうちの2匹は我が家に、
もう2匹は、
主婦ネットワークを駆使した結果、
欲しい人がいると
仲介してくれる人がいて、
無事4匹とも里親の許に
落ち着くことができました。
病院に連れていった頃は
だいぶ衰弱していて危なかったらしい。
獣医さんの処置と、
彼女とご家族の献身的なお世話で
命をつないだ仔猫ちゃんたちです。
さて、うちに来たネコちゃんたちは、
ネコ用の哺乳瓶で、
(あるんだ![]()
)
ミルクを飲ませているのですが、
飲ませ始めはいつも大暴れ![]()
いろんなしぐさをするのです。
その様子は、母親のおっぱいを
探しているようにも見え、
切なくなります。
哺乳瓶での授乳に
時間がかかるのを見て、
かつて赤ちゃんだった
我が家の息子たち・・・
母乳がよく出た母を持ったおかげか、
哺乳瓶を受け付けなかったことを
思い出しました。
そんな中、
幼少期からネコがいる生活を
送ってきた夫が、
昔の飼いネコ事情を語り。。。
今ほど避妊の管理など
できていなかった昔は、
生まれてすぐのこどもを処理したといいます。
それを聞いて、残酷だと思ったけれど、
生まれて1~2週間を育てさせておいて、
母のぬくもりを覚えさせておいて、
その後に捨てるという行為と
はたしてどっちが残酷なのだろうか。
避妊をさせずに
こどもを産ませて捨てるのと
こどもができないように
避妊させるのと
はたしてどっちが残酷なのだろうか。
人を殺すような行為にまでいった少年が、
その前に動物を
虐待していたという事実もある。
ネコに冷たい行為ができる人は、
他人にも冷たい仕打ちを
している人なのだろう。
ネコの命を守るために奔走できる人は、
他人にも優しくしている人なのだろう。
小さな命を前に、いろいろ考えています。

