人間の脳はいくつになっても進化し賢くなるか? | 日々是好日

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慢性の脳脊髄液減少症の患者のつぶやきです。

おはようございます。

脳せきの患者さんは、どういう構造でそうなるかはわかりませんが、(あくまでも個人差があることをご了承ください。)

記憶力が厳しくなった難しいことを考えることが難しくなったり、仕事や学校の試験など厳しいと思います。

 

それがスタンダードなブラッドパッチによって改善する場合もある。(非常にあいまいな表現になりますが、これも予後は患者さんによって違うのと、大規模なアンケート等で、追跡調査をされているかは個人的には知りえません)

 

脳の機能が落ちたと体感するとやはりショックが大きいと思いますが、今までできたことができないなど。

 

勿論これは脳の損傷の場所や、程度、個人差があるので、こうですとは言えないんですが。

 

うちの親とかは画像上では本当にひどいのにどういうわけか1本の血管だけで、日常生活ができていたという摩訶不思議な人なんです。認知症状がもっと早く出るかと思ったけどそうでもなかったんですね。そもそも過労以外は認知症になる要因からすべて外れてたし、なぜなったのか??です。

 

やはり体質によって、かなり同じ人間というレベルで比較するのは難しいのではというのが個人的に年を重ねて思うことです。

 

 

科学的にも「脳はいくつになっても進化できる(可塑性がある)」ことが明確に証明されています。

🧠 脳の「可塑性(かそせい)」とは

可塑性とは、経験や学習によって脳の神経回路が再編成される能力のことです。
以前は「脳は若い時しか成長しない」と考えられていましたが、現在は高齢になっても新しい神経結合が生まれることが分かっています。

 

これは、精神科医の樺沢紫苑先生や、脳科学者の中野信子さんも本の中で書かれてます。

 


🌿 大人・高齢期でも脳が賢くなる理由

  1. 新しい刺激で神経が再結合する
     たとえば、楽器を始める・新しい言語を学ぶ・異なる人と会話するなどの「未知の刺激」があると、神経が新しく結びつきます。

  2. 知識や経験が「統合される」
     年齢とともに増える経験が、思考の深みや判断力(いわゆる「知恵」)を育てます。
     これは「流動性知能(スピード)」より「結晶性知能(知恵)」が伸びるという現象です。

  3. 運動・睡眠・食事が脳の若返りを促す
     運動で分泌される「BDNF(脳由来神経栄養因子)」は神経細胞の成長を促進します。
     質の良い睡眠も記憶の定着を助けます。


🌸 年齢を重ねても脳を進化させる実践法

方法 内容 効果
新しいことを学ぶ 新しい言語、アート、資格など 神経結合が活性化
手を使う創作活動 フラワーアレンジ、絵画、書道など 右脳・左脳を同時に刺激
軽い有酸素運動 ウォーキング・ヨガなど BDNFを増やす
十分な睡眠 6〜8時間を目安 記憶整理と再構築
人との会話・笑い コミュニケーション刺激 前頭葉の活性化
感謝・瞑想 心の穏やかさ ストレスホルモン低下

💡 まとめ

脳は一生、**「鍛え方次第で進化し続ける臓器」**です。
年齢ではなく、どれだけ新しい刺激と好奇心を持てるかが鍵になります。

 

 

どうしても症状がきついと家の中で引きこもりがちなのですが、皆がみんな外に出て人に接することがいいとは限らないし、それが悪いことではないと私は思ってます。

 

遠い昔仕事してた頃、家にいるとそんなことしてたら病気になると批判されて困るという人がいました。いう人の言い分もわかるし、言われれ困る人の気持ちもわかる。

どっちも正しいけど、どっちも合わないという悲劇かな?

 

人によっては人と接すると疲れる人、特に大勢の場所が苦手な人、行くまでで疲れる人もいるわけで、病院に行くのも一苦労という人もいると思います。

 

これしたらいいよと言っても、何事にも言えるけど、人には合う合わないというのがあって、いくらそれがいいといってもかえって具合悪くなるほどだったら本末転倒です。→私其のパターン多すぎ。

 

自分に合うものを探すのって結構疲れるし、結構大変なことです。

 

心地いいものって結局自分しかわからない五感です。

 

自分の目で見て聞いて、触れて、感じて、考えて、やってみて、人の意見を参考程度に聞くのは良しとして、最終的には自分の意思で考える。

 

今まで、仏の顔も三度までで、3回までは頑張ろうかと思ってたんですけど、2回の時点で具合悪~なら速攻退出です。

 

身体が拒否し始めてるってことは心が勘弁という意味ですので。

 

 

なんだか取り留めない話になりましたが、昔、某先生に言われたのが、趣味というかこれいいなと思ったことでも、その頃なんでもリハビリだと思ってやってますと言ったら、其れはだめだよ。楽しいと、心から想えるものをやる方がいいとアドバイスされましたが。

 

どっちでもいいとは思いますが、なんとなくその先生が言いたい意味は判るような気がします。

 

リハビリだと頑張って楽しむ努力がいる。 楽しいというのは自然に湧き上がる感情だからだと思います。

 

治療したけど、予後は今一つだなと思うことは多々あると思います。

 

私もどん底時間だとこんなこと書けないけど、少しでも楽しいと思える時間が皆様に増えたらいいなと思います。