今、我が胸裡に一羽の鳥が飛来した。愛という名の鳥である。

 

 鳥は告げる。

 「今こそ、恋を語れ」と。

 

 鳥は告げる。

 「今こそ、愛を語れ」と。

 

 鳥は告げる。

 「今こそ、恋を伝えよ」と。

 

 鳥は告げる。

 「今こそ、愛を伝えよ」と。

 

 ああ、我が鳥よ!その羽で我を抱擁したまえ!

 ああ、我が愛よ!その口吻で我を溶解したまえ!

 

 さればこそ、我は愛の伝道者足り得ん。

 

 鳥は叫ぶ。

 「今こそ、戀愛を革命せよ」と。

 

 鳥は飛び去り、蒼穹を舞う。

 我は立ち去り、双眸を濡らす。

 

 今ここに、我は高らかに宣言する。

 「我こそが、戀愛に選ばれしものである。今こそ、諸君らを革命せん」と。

 

 ああ、恋よ!愛よ!光を失いしものよ!

 今こそ、その凱歌で、虚空を曇らせよ!