こんにちは。
ご訪問くださり、ありがとうございます。
今日は、自分で書くことで病気平癒祈願や先祖供養をできる
写経
についてご紹介します。
【写経について】
法華経の分別功徳品第十七には、
写経や読経をした人の功徳は、立派なお寺を建てるのと同じぐらい大きい
と書かれておりまして、写経は見えない世界において、とても高く評価されるのだそうです。
また、桜井識子さんの御本によりますと、写経の最後にある
「為 ◯◯」
というところに、亡くなった方の名前(本名や戒名)や、◯◯家先祖代々、と書いたあとに「追福菩提」と書いて、その写経をお寺の仏様に納めると、亡くなった方に供養が届いて、あちらでの状況が良くなる(ランクアップして早くいいところに行ける)のだそうです。
病気平癒祈願のときは
「為 病気平癒」
とか
「為 当病平癒」
などとお書き下さい。
ということで、
写経して、それをお寺に奉納する
ことは、各方面でとてもよい効果のある修行になるそうです。
霊能者のかたから、入院中に写経していた方がおられて、その方の手術の時には執刀医の手が光っていた、ということも教えていただきました。
【写経のいろいろ】
1 高野山奥の院
高野山奥の院には、弘法大師様の御影の書かれた「奥の院専用用紙」があり、通販でも購入できます。
こちらの「なぞり用」というものは、書道の心得がない人でも綺麗に書けるのでお勧めです。
奥の院には、写経をお納めすることができます。
1000円お支払すると永代保管になり、奉納之証というハガキが届きます。
これを一定数ためると、お数珠などの記念品と交換していただけることになっています。
奉納は郵送でもよいそうです。やりかたについては、↓にリンクした高野山公式サイトの案内をご覧ください。奉納料1000円は、郵送の場合は、同封せず郵便振替で送金する必要があります。
永代保管ではなく、お焚き上げでもよければ、奥の院燈籠堂の賽銭箱の横にある奉納箱に入れれば無料で奉納できます。
高野山金剛峯寺のお教えされる写経の際のお作法は以下の通りです。
↓
2 三十三間堂
専用用紙を、お堂の中、中尊さまの前の御朱印受付のところでいただけます。
1セット1500円です。
書き終えたものは、三十三間堂に持っていって奉納するか、または同封されている封筒で郵送して奉納します。
一定数まとまると、お軸に製本して、納経塔に納めてくださるとのことです。
郵送して奉納の時、納経する人の住所氏名を書くための黄色い納経用紙が写経セットに入っているので、それも忘れずに記載して同封します。
納経料はかかりません。
追加で写経セットがほしいかたは、送料200円を足して郵便振替で依頼すれば郵送してくださいます。
正座を崩してはいけません、というお寺ですので、正座のできないかたはご注意ください。
※般若心経の写経には、通常で1時間から1時間半程度かかります。
5 廬山寺
紫式部の実家だったというお寺なので、今年は大河ドラマ関連で混み合うかもしれません。
元三大師様と如意輪観音様がおまつりされていますので、排液をよくしたい腎不全のかたにもお勧めです。
500円で、美しい平安の庭を見られるお堂で写経させてくださいます。
6 比叡山東塔三面大黒堂
伝教大師最澄様ご自作の三面大黒天さまがまつられているお堂です。
こちらは、椅子とテーブルで堂内で写経させていただけます。
時間は9時から3時までです。
自宅で作成した写経を奉納させていただくこともできますが、その場合は1000円程度の志納金をお納めください。
7 比叡山横川中堂
こちらも、堂内で写経させていただけます。
(3/3加筆)
堂内奥に椅子とテーブルの写経席があり、1000円で写経させていただけます。
延暦寺根本中堂の改修記念行事写経、というポスターがあり、写経は永代保存します、と書いてありました。
堂内は暖房がなく、冬はかなり寒いので、暖かい服装でお越しください。
(加筆は以上です。)
写経は、最初は抵抗感があるかもですが、一度体験するととても楽しくなると思います。
平癒祈願や供養のために、お写経をなさってみてはいかがでしょうか。
いつもイイネやコメントをありがとうございます。
【2/5加筆】
「山と俗世」様が、いっぽ一歩堂さんの観音経偈用の写経用紙をご紹介くださいました。
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通販もできますので、観音様のファンのかたはぜひご利用くださいね。
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