こんばんは。


ご訪問くださり、ありがとうございます。

現在、美しい富士山を拝みながら回れる、富士山周辺の病気平癒・金運上昇にごりやくがあるといわれる神社仏閣とホテルについて、何回かに分けてご紹介しています。


シリーズ1回目(富士宮)はこちらです。

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シリーズ2回目(河口湖)はこちらです。

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シリーズ3回目(三島)はこちらです。

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今回はシリーズの4回目として、健康運アップなどのごりやくがあるという、箱根の神社をご紹介します。


箱根神社


神社公式サイト 


芦ノ湖沿いの山の中腹にあります。

三島駅からですと車で50分ぐらいです。

小田原から行くルートもあります。


芦ノ湖に「平和の鳥居」という大きな鳥居があり、箱根神社へはそこから階段でまっすぐ山を登るのですが、駐車場は本殿と芦ノ湖の中間ぐらいにあるため、車で行くとたいして階段を登らずにすみます。

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公式サイトの境内図 


ところが!


箱根神社のこの階段を、

龍神様が上から下へ向かって、鳥居すれすれの高さをシュルーン!と飛んでくださる

のだそうで、

階段の下で祝詞を唱えてから階段を上がると、龍神様の健康パワーを上からふりかけていただけて、健康になる

のだそうです。


詳しくは、桜井識子さんのこのご本の199〜200ページをご覧ください。

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とはいうものの、私共は、結局、いつも駐車場からお参りしておりまして、なんとか1/3程度の階段を登るだけでも龍神様のお力をいただけないかなあ…と思っております。

芦ノ湖の平和の鳥居から上がるとなると、ギョエー!という階段の高さです。



こちらの神社では、

願い串と誓願符

を使った願掛けをさせてくださいます。

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公式サイトの説明  

 ※下へスクロールしてください。


護摩木のような願い串と、

熊野牛王宝印という絵が裏に書かれた誓願用紙(起請文)

持ち帰り用のパウチされた牛王宝印のカードお守り

の三点セットが封筒に入っています。

お値段は2000円です。


まず、願い串に願い事を書きます。


誓願用紙には、日付と氏名と、願い事を叶えるために自分はどういう努力をするかを書きます。この紙は、裏側に熊野神社の八咫烏の絵が書いてあります。昔で言う起請文(きしょうもん)です。


起請文(鎌倉時代から使われている、誓いや契約を書くための用紙)には、熊野神社の八咫烏の絵が書かれた熊野牛王宝印という紙を使うのがならわしで、この紙に書いた約束を破ると、八咫烏さんが1羽死ぬとともに、約束を破った人にも、きつーいバチが当たる、と言われています。

(起請文で努力すべき内容をお約束するから「誓願」といい、この願掛けは神様とのお約束、なのだそうです。)

その誓願紙を、願い串に巻きます。



↑の説明は、願い串セットの入っている封筒に書いてあるものです。
起請文を巻いた願い串を、本殿前の納め所にたてかけて奉納します。
パウチのカードお守りは財布やスマホなどに入れて持ち歩き、神様との約束を果たすべく努力すると、願いが叶う…のだそうです。

願いを叶えるために神頼みだけではなく自分も努力をすることとして、その内容を神様に誓う、というのは、本気で願いを叶えたいならやるべきことだと思うので、とても有難いシステムだと思います。


九頭竜神社新宮
九頭竜神社本宮は芦ノ湖畔にありますが、箱根神社の本殿の右隣に九頭竜神社新宮が作られましたので、こちらで一緒にお参りができます。
芦ノ湖の龍神様が御祭神です。

こちらの神社では、
御神水を授かることができます。
箱根神社本殿に上がる石段の右側に、龍の形の手水っぽい施設があり、そこが御神水の授与所です。
龍神水、というそうです。
(ここで御手水=手を洗ってはいけないそうです。水を汲むだけにしてください。)
お水を入れるためのペットボトルは授与所で買うことができます。

龍神水のすぐ左側に、溶ける紙で龍神様に願掛けするための水場があります。

授与所で誓願符という溶ける紙を500円でいただいてきて、願い串と同じように、願い事と自分の誓いを書き、龍神水の左隣にある成就盤という水盤に浮かべます。
すぐ水にとけて芦ノ湖に流れて、龍神様に届く、のだそうです。

九頭竜神社本宮

箱根神社から徒歩だと、1時間ぐらいかかります。

車の場合でも、箱根園(箱根プリンスホテル)の駐車場に車を停めて、そこから遊歩道のようなところを徒歩で30分ほど歩く必要があります。

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箱根神社から箱根園が徒歩30分、箱根園から九頭竜神社がまた徒歩30分です💦

車なら箱根神社から箱根園(箱根プリンスホテル)まで6分ですが、箱根プリンスホテルや箱根園の駐車場は、駐車料金が1000円かかります。
さらに、九頭竜神社に行くためには、駐車場から遊歩道を20分ぐらい歩いたあとで、神社手前のゲートで600円の入場料を払うことになります。
(そのあとまた歩きます)

ところが、箱根プリンスホテルの船着き場のところから九頭竜神社行きのモーターボートのチケット(往復2000円、片道1500円)を買うと、湖経由で箱根園からダイレクトに九頭竜神社まで連れて行ってくれて、また連れて帰ってもらえます。しかも、ボートの場合は、入場料600円は不要です。

私達は、ボートは縁日の日しか出ないと思いこんでいたため、行きは30分かけて歩いたのですが、うっそうとした寂しい森の中の道で、舗装はされてるものの落ち葉がかなり積もっており、だいぶ疲れました。

九頭竜神社本宮は神秘的で、うわぁ龍神様がおられる感じがするー!というところなのですが、お参りしたあと、はぁ、疲れた…またあの道を歩くのか…と思っていたところへボート到着!
予約してなくても乗れますか、と聞いたら、二つ返事で乗せてくれました。

そのとき、
「もったいなかったねえ。往復にしとけば600円の入場料もいらないし、片道と500円しか違わなかったのに。片道1500円もするのに、往復だと2000円なんだよ」
と船長さんから教えてもらったのでした。


九頭竜神社本宮にお参りされるかた、森にご興味があるのでなければ、往復ボート利用を推奨ですー!

しかも、ボートは神社の船着き場を出たあと、湖の中の鳥居の真ん前で写真をとらせてくださいます。

厳島神社の参拝船のような感じです。)


この鳥居の写真を待ち受けにすると運気アップする、という風説があるそうです。(船長談)




ボートは、九頭竜神社にプラスして箱根神社の平和の鳥居のところにも湖から行ってくれる便もあります。

(箱根元宮行きロープウェイも込みで4000円の三社参りコース)

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モーターボート詳細 


箱根元宮

箱根園のところからロープウェイで、駒ケ岳山頂まで登れます。
山頂には、箱根元宮という、箱根神社の奥宮があります。
山自体が御神体、ということのようです。社殿はありますが、風雨にさらされたコンクリート造で、お祭りのときでないと閉まってるのかな?という雰囲気でした。

神様を乗せた馬が踏む岩、といったものがあり、なんとなく有難い雰囲気が漂っていました。

(注意点)
標高1356mの山の頂上なので、
風がとても強く、めちゃくちゃ寒いです!
真夏にいったときも震え上がるぐらい寒かったので、これは秋冬に行ったら遭難レベルでは…と思いました。
ですので、装備はしっかり(厚着して)行ってください。

御神気の強い神様の聖地は、御神気のせいで寒く感じる、と桜井識子さんは言われていて、そういう要素もあるかもですが、とにかくべらぼうに寒いです。

また、ガラガラした溶岩のような瓦礫というかジャリが重なった地盤なので、歩きやすい靴推奨です。サンダルやパンプスのときはおすすめできません。

10月末に箱根神社と九頭竜神社にお参りした時、下界は25℃とかでしたが、

 元宮はどうする?

という話題になると、真夏の元宮を経験していた私達夫婦は、ふたりとも

 いや、この季節はもう無理だろう…

と言ったぐらい、とにかく寒いので、くれぐれもお気をつけください。
新屋山神社の奥宮よりもうひとつ過酷です。
ロープウェイ7分で山頂なので、あっという間につきますが、その後が大変です。

箱根は素敵なホテルも多いので、楽しくお参りできると思います。
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強羅花壇も、お料理もお部屋も一流!で、とても素敵なホテルです。
(ただし、すっごくお高いです…。普通のところの1.5倍ぐらいの感じがします💧)

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