デジタルレジスタンス | My Favorite Things

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今気になるものや好きなもの、最近あったできごとなどについて語っていきます。

私の親世代は年齢で言うと60~80代くらいです。(自分の親及び同い年の友人の親の年齢より推測)
ぜんっぜん、デジタルネイティブ世代ではない人たちです。

 

そのせいか、デジタルに対する個人差がすごい。人によって全然違う。

 

幼なじみの親は携帯で電話はできるけど、メールは駄目。

またある友人の親は携帯で電話とメールはできるけど、スマホは無理。

スマホで電話やラインはできるけどネットショッピングは難しいという人も。

 

うちの父は会社員なので、社用携帯を持っていました。なので携帯で電話、メールなどは問題ないんですが、母がね。

長い間「お母さん、携帯なんかいらないもん」と持とうとしませんでした。

 

どっちかというとお母さんより周りの人が困るんだよ、何かあった時は便利だよと説得しても聞いてくれず。

 

まあ今はいいけど、もっと高齢になったらいまさら新しいことを覚えるのもしんどいし困ったな、と思った私はタブレットをプレゼントしてみました。

ちょっとしたゲームもできるし、いずれスマホを持ってもらうために操作に慣れておいてもらおうと思って。

 

母が携帯をかたくなに拒む理由がわかりませんでしたが、新しいことを覚えたり機械が苦手なわけではない(どちらかというと得意)なことを知っていたので、賭けにでたわけです。さわれば絶対使いこなすと。

 

そうして父母ともにタブレットに慣れてきたころ、まずは携帯を導入。

 

母が写真機能に興味を持つことを、私は確信していました。果たしてその通り、母は気になるものを撮ったり、その画像を加工したり落書きしたりして楽しむようになりました。

ほーら言ったやん、楽しいやろ?と言いたくてたまりませんでしたが我慢しました。

 

その後スマホを導入。もう何年も経ちましたが、メールやライン、電話など問題なく使えています。

ただネットには(本人の希望もあって)繋げていないので、ネット検索やYouTubeなどはなじみがないみたいです。

 

ここで父母の性格の差が出ました。

母は無料アプリの取得やアップデートですら、「何かトラブルがあるかもしれない」とやろうとしません。慎重派。

 

でも、父は自力で必要な無料アプリを取得…はできるんだけど、そのアプリがまっとうなのか怪しいのかの判断までは無理らしく、うさんくさいアプリをダウンロードしてしまいスマホが壊れたことが二度。

 

実際には壊れたわけじゃなく、その変なアプリをアンインストールしたら元に戻りましたが、父が自力で原因を突き止めて対処は無理だったので私と夫が実家まで足を運びました。

 

まあ、時々様子見を兼ねて見に行くくらいいいんだけどね。

性格出るなあ、と思った次第です。(父の方が会社でパソコンもしていたし、母より慣れてる分油断があるのかも?)

 

ちなみに、私は父の性格寄りですね。

弟と母は慎重派です。

 

とりあえず、緊急の時に連絡が取りやすい状態になってくれたので私は満足です。