初夏のいい季節ですね。若葉がきらきらしている季節です。
今日は、お預かりしている、Yさまの母乳石鹸の制作が始まりました。
Yさま、上のお子様の時も制作させていただき、下のお子様を迎えられて、「今回も是非」と、ありがたいお話を戴きました。
お預かりさせていただいてから、仕上がりまで、心を込めて扱わせていただいています。仕上がりまで、どうぞお楽しみにしていてください。
まずは計量から。
たくさんたくさん、お送りくださいましたね。ありがとうございます。
1滴1滴しぼってくださった、ママの愛、たっぷり受け取りました。
母乳って期間限定でしか残せないものです。
親子がべったりの時間も当たり前のようですが、1日1日があっという間にすぎちゃいます。その1日1日の思い出が、形に残せるお品として選んでいただけたのでないかと思います。
オリーブ72%配合のマルセイユ石鹸という手作り石鹸では王道的な製法にて、低温熟成法にて制作させていただいています。
植物油のオイルだけだと、急な温度上昇はないのですが、今のように母乳を注ぎ込むと、一気にエネルギーが集まってきます。
温度計を片手に、最善な状態を保ちながら、ぐるぐる混ぜています。
混ぜている時間も、「今がいい時かしら」と石鹸に語り掛けながら、腕の中にいる赤ちゃんのことのように気遣っています。
とろーりとした、今、型入れができる状態になったところで、注ぎ込んでいます。
制作は、ここからが本番。
赤ちゃんのような石鹸が熱を帯びないように、7時間前後付き添って見守らせていただいています。今で5時間ぐらいたったところで記事をかいているのですが、安定してきたかな・・という雰囲気になってきました。
制作から24時間以降のところで、型出しをいたします。
続きは、この記事の下の方に記載させていただきますね。
仕上がりはおおむね6月下旬となります。
概ね6時間ぐらいで、温度上昇が落ち着きました。
そこからはゆっくりと。
寝る前にも、寒くないか、暑く感じていないかと、気遣いながら迎えた翌日。
ほんのり汗をかいている母乳石鹸
”ほんのり”は、心地よく過ごせたときに、いつもこの”ほんのり”があるのです。よかった。一安心です。
きれい~(^∇^)
よかったぁ~。神々しく見えますね。
この時期はそのまま出していても寒くないので、しばらく表面乾燥させてから・・、
カットしました。
おーーーー!!美しい~♪
手づくり石鹸の醍醐味でもあるのですが、カットする瞬間が一番緊張します。その時の出来栄えがこの瞬間にわかるからです。ワクワクがとまりません。
断面はこんなかんじです。
しっとりした優しい感じに仕上がっています。
ここからは乾燥熟成していきます。
刻印をご希望されてくださいましたので、次は刻印の日まで、断面をくるくる回転させながら過ごしています。
・・そこから、1週間ほど
いい感じに仕上がっています。いよいよ刻印させていただく時期になりました。
こんな風に刻印させていただきました。
刻印メッセージの内容でやり取りさせていただいたとき、
「下のお子様が生まれて、上のお子様の石けんと使ったのですが、『じぶんのもの』と嬉しそうにしていました」
という、素敵なメッセージもいただきました。
これで、おそろいの石けんが揃いますね。
一緒に飾るのも楽しいかもです。
良い思い出のひとしなへのお手伝いができて、とっても嬉しいです。
ありがとうございます。
残すところ、乾燥熟成のみとなっています。
あと3週間ほどの晴れたよき日に、梱包してお届けさせていただきます。楽しみにお待ちいただければ幸いです
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