ぴよきちです。
私のブログを訪れてくださり
ありがとうございます。
初めて訪れてくださったお方は、
まずは、ぴよきちのプロフィールを
お読みになっていただきたいです。
※私のプロフィールをお読みになることで、
あなたの夢を叶えるヒントが
見つかるかもしれませんよ～
なぜならば、プロフィールでは
私自身、楽器を遅くに始めた境遇や
その後の生活環境のせいにして
ヴァイオリニストになることを
ずっとずっとあきらめていたのちに、
40目前という年齢から
本当にやりたいことを追い求め、
ヴァイオリニストとして活躍できるようになるまでの軌跡を
包み隠さずお届けしているからです。
お役に立てれば幸いです。
それでは、私の連載ストーリー
プロフィールで書ききれなかった
中３という超レイトスターターから
ヴァイオリニストとして活躍するまでに至ったお話の
第9話をお届けします
目次はこちらです
『ぴよきちがヴァイオリニストになるまで』
その前に、以下のブログランキングへの
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↓ ↓ ↓
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【第09話】まさかのヴァイオリン習うのを断られる！？
……………………………………………………………………
ヴァイオリンを習いたい！
と永遠に訴え続ける私に
ついに父が動いてくれ、
会社の知り合いの一人が
なんとヴァイオリンの先生を
紹介してくれたのでした。
母が、電話番号と
名前が書かれた紙を見ている。
玄関の靴箱の上に置いてある
親機で電話をかけはじめた。
玄関から母の声が
聞こえてくる。
どうやら
紹介してもらった先生に
電話をかけてくれたようだった。
ガチャっと受話器を戻す音が聞こえ、
ぐるりと台所を通って
母が居間に入ってきた。
「ぴよきち、
ヴァイオリンの先生が、
今度の日曜の16時に
来てくださいって。
大人のかただけど、一番長く
習ってる生徒さんのレッスンを
見学させてくれるって。」
テレビの前で寝っ転がっていた私は
上半身を起こして
「んー。」
と返事をした。
「はい」なんて
ちゃんとした返事はしないけれど、
心の中は小躍りどころか
天にも昇る嬉しさだった。
そして、待ちに待った
日曜がやってきた。
… ♢ …
私は自分のバイオリンを持ち、
母と町の中心地にある
大きな駅まで行って電車に乗り、
ヴァイオリンの先生の自宅のある
最寄駅まで移動した。
初めて乗る路線の電車。
車窓から、見たことのない
景色が続く。
20分以上乗って、
ようやく下車した。
先生の自宅の最寄駅は
駅ビルやデパートがひしめく
大きな駅だった。
迷わないよう、
説明を受けたとおりの
出口から出て、
待ち合わせ場所に向かう。
待ち合わせ場所は
歩いてすぐだった。
「ここで合ってるかしら…」
母がつぶやいた。
待ち合わせ場所の目の前には
横断歩道があって、
信号が変わるのを
たくさんの人が待っていた。
その中の一人の女性を見て、
私は思わず
「あ。来たよ！」
と母に言った。
「え？どの人？」
「あの、むらさき色の
服着てる人だよ、多分！」
「え？なんで分かるの？
先生を知ってるの？」
「ううん、知らない。
けど、何となく！」
「？？？」
歩行者信号が青に変わり、
たくさんの人がこちら側に向かって
歩いてきた。
その中の一人、
むらさき色の服を着た女性が
私の持っているヴァイオリンケースを見ながら
近づいて来る。
私と母の前で立ち止まると、
「ぴよきちさん？
ヴァイオリンのひーよです。」
やっぱり！！！！
コシノジュンコと
見まがうような髪型に服装…
芸術系の人って
ビジュアルすごいなあ…
「こちらです。」
ものすごく個性的な
ひーよ先生の後を
母と一緒に歩いていく。
駅ビルやデパートが
立ち並んだ駅側から道を渡り、
少し歩くと、突然、
古い民家が立ち並ぶ
昔ながらの町の風景が現れた。
「こちらです。」
小さな門から
長いアプローチを歩き、
先生の自宅の敷地内にある
プレハブに案内された。
ひーよ先生が
プレハブのドアを開けると、
そこは紛れもなく
レッスン室だった。
アップライトピアノが置かれ、
その隣にはチェンバロ、本棚、
4人は座れる大きなソファーに
ガラスのローテーブル。
部屋の中央に置かれた
模様の入った木の譜面台。
譜面台の前に
一人の女性が楽器を持ったまま
立っていた。
その、メガネをかけた
ショートカットの女性は、
30代くらいに見えた。
「ごめんね～。
じゃあスケールから。」
私と母はソファーに腰かけ
一番長く習っているという
30代くらいの女性の
レッスンを見学した。
… ♢ …
17時になろうとしている。
レッスンが終わり、
ショートカットの女性が
楽器を片付けて出て行った。
正直、全然上手じゃなかった。
これで一番長く習ってるんだ…
私はちょっとがっかりしていた。
そして、
もっとがっかりしたのは
ひーよ先生がレッスン中
全くヴァイオリンを弾かない
ことだった。
先生が話し始めた。
「すみません、
生徒さんが今いっぱいでね、
ほとんどの曜日時間、
空いてないんですよ。
そちらのご都合もあるでしょうし
難しいと思いますけど…。」
ひーよ先生の口ぶりは
いかにも知り合いから頼まれて
断れずにしぶしぶ感が
にじみ出ていた。
え？もしかして、
習うの
断られてる！？
「せっかく遠くから来ていただいたし
楽器も持って来てくれてるので、
少し弾いてみましょうか。」
私は重い気持ちで
楽器をケースから出した。
「ヴァイオリンは
習った事ないのよね？」
「はい。
部活動だけです。」
「ん～じゃあ
この本弾いてみましょうか。
楽譜は読める？」
「あまり…読めないです。」
おしゃれな
木の譜面台に置かれたのは
真っ赤なヴァイオリン教本だった。
つづく
あとがきと次回予告書いてます。
ぜひ最後までお読みくださいませ♪
…………………………………
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… あとがき＆次回予告 …
三寒四温とは言ったもので…
急に寒くなると、
カラダがついていかなくて
つらいです。
寒さのせいか、
それとも人ごみのせいか、
3日前に久しぶりに
ひどい頭痛に見舞われまして、
その日は帰宅してそのまま
動けず横になっていました
マクロビオティックの
知識のある方にはおなじみ、
しいたけスープを作ろうかと
思ったのですが、
体を温めたり、
体をゆる～く動かしたり、
さらには
マッサージが得意な友人が
時間をかけてほぐしてくれて
ようやく復活です。
… ♢ …
マクロビオティックの
基礎コースのお教室に
通ったことがあります。
お家でできる手当法が
とっても役にたつし、
陰陽理論が面白くて！
私も子供も完全雑食で、
お肉も食べるし牛乳も口にしますが、
マクロビオティックの知識が
あるだけで、かなり
助けられています。
やっぱり自分を含めた
家族の健康が一番大切だなと
いつも思います。
… ♢ …
次回のお話は…
見たこともない教本を
所見で弾くことになったぴよきち。
生徒を取る気のないひーよ先生。
しかしぴよきちのヴァイオリンに
ひーよ先生の態度は一変する。
＜ 第10話へ ＞
…………………………………
ぴよきちのブログを
お読みいただきありがとうございます
今日もよい一日を
#ヴァイオリン #バイオリン #ヴァイオリニスト #バイオリニスト#レイトスターター #音楽留学 #演奏家 #クラシック #クラシック音楽 #音楽教室 #ヴァイオリン講師 #音楽講師 #ピアノ講師 #ヴァイオリン教室 #バイオリン教室 #ピアノ教室 #シングルマザー #シンママ #カサンドラ #カサンドラ症候群 #学習障害 #LD #ADHD #アスペルガー #性欲がない #夫婦生活がない #セックスレス #レス夫婦 #離婚 #離婚準備 #筋強直性ジストロフィー #毒親 #親から離れたい #夢を諦めない #ブログ道 #ブログ収益化 #ぴよきち
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と永遠に訴え続ける私に
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なんとヴァイオリンの先生を
紹介してくれたのでした。
母が、電話番号と
名前が書かれた紙を見ている。
玄関の靴箱の上に置いてある
親機で電話をかけはじめた。
玄関から母の声が
聞こえてくる。
どうやら
紹介してもらった先生に
電話をかけてくれたようだった。
ガチャっと受話器を戻す音が聞こえ、
ぐるりと台所を通って
母が居間に入ってきた。
「ぴよきち、
ヴァイオリンの先生が、
今度の日曜の16時に
来てくださいって。
大人のかただけど、一番長く
習ってる生徒さんのレッスンを
見学させてくれるって。」
テレビの前で寝っ転がっていた私は
上半身を起こして
「んー。」
と返事をした。
「はい」なんて
ちゃんとした返事はしないけれど、
心の中は小躍りどころか
天にも昇る嬉しさだった。
そして、待ちに待った
日曜がやってきた。
… ♢ …
私は自分のバイオリンを持ち、
母と町の中心地にある
大きな駅まで行って電車に乗り、
ヴァイオリンの先生の自宅のある
最寄駅まで移動した。
初めて乗る路線の電車。
車窓から、見たことのない
景色が続く。
20分以上乗って、
ようやく下車した。
先生の自宅の最寄駅は
駅ビルやデパートがひしめく
大きな駅だった。
迷わないよう、
説明を受けたとおりの
出口から出て、
待ち合わせ場所に向かう。
待ち合わせ場所は
歩いてすぐだった。
「ここで合ってるかしら…」
母がつぶやいた。
待ち合わせ場所の目の前には
横断歩道があって、
信号が変わるのを
たくさんの人が待っていた。
その中の一人の女性を見て、
私は思わず
「あ。来たよ！」
と母に言った。
「え？どの人？」
「あの、むらさき色の
服着てる人だよ、多分！」
「え？なんで分かるの？
先生を知ってるの？」
「ううん、知らない。
けど、何となく！」
「？？？」
歩行者信号が青に変わり、
たくさんの人がこちら側に向かって
歩いてきた。
その中の一人、
むらさき色の服を着た女性が
私の持っているヴァイオリンケースを見ながら
近づいて来る。
私と母の前で立ち止まると、
「ぴよきちさん？
ヴァイオリンのひーよです。」
やっぱり！！！！
コシノジュンコと
見まがうような髪型に服装…
芸術系の人って
ビジュアルすごいなあ…
「こちらです。」
ものすごく個性的な
ひーよ先生の後を
母と一緒に歩いていく。
駅ビルやデパートが
立ち並んだ駅側から道を渡り、
少し歩くと、突然、
古い民家が立ち並ぶ
昔ながらの町の風景が現れた。
「こちらです。」
小さな門から
長いアプローチを歩き、
先生の自宅の敷地内にある
プレハブに案内された。
ひーよ先生が
プレハブのドアを開けると、
そこは紛れもなく
レッスン室だった。
アップライトピアノが置かれ、
その隣にはチェンバロ、本棚、
4人は座れる大きなソファーに
ガラスのローテーブル。
部屋の中央に置かれた
模様の入った木の譜面台。
譜面台の前に
一人の女性が楽器を持ったまま
立っていた。
その、メガネをかけた
ショートカットの女性は、
30代くらいに見えた。
「ごめんね～。
じゃあスケールから。」
私と母はソファーに腰かけ
一番長く習っているという
30代くらいの女性の
レッスンを見学した。
… ♢ …
17時になろうとしている。
レッスンが終わり、
ショートカットの女性が
楽器を片付けて出て行った。
正直、全然上手じゃなかった。
これで一番長く習ってるんだ…
私はちょっとがっかりしていた。
そして、
もっとがっかりしたのは
ひーよ先生がレッスン中
全くヴァイオリンを弾かない
ことだった。
先生が話し始めた。
「すみません、
生徒さんが今いっぱいでね、
ほとんどの曜日時間、
空いてないんですよ。
そちらのご都合もあるでしょうし
難しいと思いますけど…。」
ひーよ先生の口ぶりは
いかにも知り合いから頼まれて
断れずにしぶしぶ感が
にじみ出ていた。
え？もしかして、
習うの
断られてる！？
「せっかく遠くから来ていただいたし
楽器も持って来てくれてるので、
少し弾いてみましょうか。」
私は重い気持ちで
楽器をケースから出した。
「ヴァイオリンは
習った事ないのよね？」
「はい。
部活動だけです。」
「ん～じゃあ
この本弾いてみましょうか。
楽譜は読める？」
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つづく
あとがきと次回予告書いてます。ぜひ最後までお読みくださいませ♪
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… あとがき＆次回予告 …
三寒四温とは言ったもので…
急に寒くなると、
カラダがついていかなくて
つらいです。
寒さのせいか、
それとも人ごみのせいか、
3日前に久しぶりに
ひどい頭痛に見舞われまして、
その日は帰宅してそのまま
動けず横になっていました
マクロビオティックの
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しいたけスープを作ろうかと
思ったのですが、
体を温めたり、
体をゆる～く動かしたり、
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時間をかけてほぐしてくれて
ようやく復活です。
… ♢ …
マクロビオティックの
基礎コースのお教室に
通ったことがあります。
お家でできる手当法が
とっても役にたつし、
陰陽理論が面白くて！
私も子供も完全雑食で、
お肉も食べるし牛乳も口にしますが、
マクロビオティックの知識が
あるだけで、かなり
助けられています。
やっぱり自分を含めた
家族の健康が一番大切だなと
いつも思います。
… ♢ …
次回のお話は…
見たこともない教本を
所見で弾くことになったぴよきち。
生徒を取る気のないひーよ先生。
しかしぴよきちのヴァイオリンに
ひーよ先生の態度は一変する。
＜ 第10話へ ＞
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