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今日は汗ばむような陽気の一日でした。
梅田から 桜の花を沿線に見ながら 西へ向かうこと約45分、
朝から 神戸の私立高校に お伺い致しました。
株式会社 TRUTH より K講師と私の二人で
「作法科」の講師として 1年生を1年間
ご指導させて頂くことになったのです。
綺麗な校舎です
明日が入学式で、今日は最終の打ち合わせ。
職員室に案内されたら、既に机が用意され
K先生と私の名札が 置かれてありました。
元々CAは自分のデスクを持って仕事をするという経験が
なかったので、実はワタクシ 密かにこういうのに憧れていたのです。
ちょっと可愛い小物や観葉植物でもおいてアレンジしたいところですが、
おっと、デスクはK先生と共用、二人で一つ。
変なものを置くと私の美的＆知的センスが疑われそうなのでガマンガマン
教務手帳と担当の生徒さんの名簿を渡され、緊張感が高まります。
途中で、何人か女子生徒が入ってきて、
「お作法の先生？ こんにちは～」 なんて、
可愛くご挨拶してくれました。
今どきの高校生は全く何もできない子が多い。
普通は家庭で躾けなければならないことができていないので、
立ち居振る舞い、挨拶、食事の仕方、
すべて基本的なことから指導してほしい。
そのようにお聞きしていたのですが、なかなかどうして
しっかりしているじゃないですか
と、思ってまずは一安心したのですが＿＿
今年高校に上がったばかりの新一年生。
きっといろいろな子がいるのでしょう。
「まずは、生徒になめられないように
」
とのご忠告も頂きました。
最初が肝心なのは、何でも言えること。
気を引き締めて、最初の授業に臨みたいと思います。
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この学校の女子必須科目の「作法」は「小笠原流礼法」に基づくもの。
我々が一般に指導する洋服での所作とは少々違うところもありますが…
相手を思う「こころ」を基底にして、その「こころ」を、
合理性と美しさで表現したのが、「小笠原流礼法」の「かたち」
すなわち、我々が日ごろ 「思い」や「心」を形に表和すことが大切と
言っているマナーの基本と変わりはないのです。
それぞれの振る舞いには「美しさ」が求められます。
この「美しさ」とは、見せるための美しさではなく、
人間の自然な動きに基づいた、流れる水のごとくなめらかで
無駄のない立ち居振る舞いが大切なのです。
なぜ、美しい振る舞いが大切か？
それは、周囲に不快感を与えないためでもあります。
従って、礼法を身につけるということは、美しい身のこなしに繋がるのです。
（小笠原敬承斎 「小笠原礼法入門」より）
元気いっぱいの可愛い高校生の皆さん
美しいマナーや作法を 身につけて
皆さんの未来がより明るく輝きますように 
我々も 頑張ります！
「笑うスチュワーデス」より
ps． 昔からガサツで、ナマ傷が絶えなかった自分の高校時代を 思い出しました。
「マナー講師？！」と笑っている 中学・高校の同窓生の皆さん、
そんな私でも、CA やってたんですよ。お作法やマナー、知っているのですよ。
（影の声：「知っている」 のと 「出来る」 のとは違います！）
ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ 今日も お立ち寄り ありがとうございました