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今日は幼児教室の日。
少し前にFBから端を発してすっかり広がった「慶応幼稚舎」(=小学校)の
入試問題なるものが随分遅れてうちの講師仲間にも回ってきました。
問題はもうあちこちで公開されていますが、
まだご存じなくて興味のある方はご覧下さい。
4人の男の子が図のように部屋の中に隔離されています。
この4人にはあらかじめ次のことを知らされています。
部屋に入っているのは全部で4人であること。
黒いキャップを被っている人は2人、
白いキャップを被っているのが2人。
そして自分が何色のキャップを被っているかは
知らされておらず、自分で自分の頭のキャップを
手にして見るのは駄目。
またA君とB、C、D君との間は壁で仕切られて
相手が見えない。全員後ろを振り向いて見ることも
絶対だめ。さて、ここまでの条件をこの4人に話した上で、自分が
何色のキャップをているかわかった人は声を出して答えて下さい。
と部屋の外から先生が問いかけるのです。
ここからが問題です。
しばらくの沈黙があった後、自分のキャップの色を当てた少年がいます。
それはA、B、C、D4人のうち誰でしょうか?また、その理由はなぜ?
というのが問題です。
制限時間5分では、無理無理!
家でゆっくり考えてなんとか答えを導き出せましたが、
この問題が解けたからどうよ?という気も、
この問題が解ける幼稚園児ってどうよ?という感も・・・・
うちの幼児教室は、幼稚園に行く前の年少下さんから小学2年までの生徒さん
対象ですが、灘中合格8年連続日本一の有名学園の幼児英才教育部門です。
私よりきっと賢いであろうと思われる幼児さん相手に勉強しています。(@Д@;
講師の採用試験も5次くらいまであり、質もかなり高い(はず?)と思うのですが、
挑戦した感想は・・・みな一応に、「難しい」
ベテラン先生はすぐに「Dの子が答えがわかっても答えるとは限らない!」
やっぱり大人の考えですね。
問題に書かれた言葉をそのまま真っ白な状態でとらえる
子どもは意外と正解率が高いそうです。
ここが、一番大切なところでしょうか・・・・・
この問題の持つ問題点や意見も、既に公開されていますが、
そもそも、これは最初は「ある幼稚舎」の入試問題だったのを
誰かが「慶応幼稚舎」としたということ、またこの問題は「囚人の帽子」
などいう名で知られる有名なクイズが原型であったということです。
出題が本当なら、このクイズを慶応が何らかの形に変えて
出題されたのでしょうが_____
因みに、慶応幼稚舎は行動観察出題校の代表で、
かなり前からノンペーパー試験です。
難しい理屈や真偽は抜きにして
すっかり固くなって、雑念が詰まった大人の頭の体操として、いかがですか?
物足りない方はもうひとつ・・・・・
(これも慶応幼稚舎の問題だそうです。)
解答は明日に━─━─━─━─━─
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