『日本一チケットの取れない』とか『今もっともチケットのとれない』とか言われる劇団がいくつかありまして。
いくつかあるんじゃ日本一じゃないじゃんって話ですが
とりづらいことは確かなので、行こうと思ったらちゃんとアンテナはって公演情報をチェックしてなきゃならないのでタイミング逃しがちなんですね
ってことで、第16回公演にしてようやくの初観劇です。
3/24(土)13:00 PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて 赤坂アクトシアター
春ですなぁ
ちょうど前日の夜の金スマがTEAM NACSの特集で、しかも2時間!
おかげでしっかりNACSモードにスイッチオンできましたよ。
ここからはネタバレも含まれますのでご注意を。
いやぁ~、重い重い
テーマが戦争ですから。
「占守島の戦い」や「幌筵島(パラムシル島)」で検索すると、えがかれている背景がわかるかと思います。
ポツダム宣言を受諾し、玉音放送が流れ、日本が降伏した直後に千島列島の北東部にある島で実際に起きたソ連との戦いのお話です。
リーダーの森崎さんが、幌筵島の花畑に放置されたままになっている戦車の写真をたまたま目にしたことが原案のきっかけになったそう。
今回の脚本は外部の方で「永遠の0」などを手がけられた林民夫さん、演出は森崎さんです。
そこここに笑いはちりばめられてはいるけれど、本気のどストレートな演劇でした。
時代モノ、特に戦争モノがかなりニガテなぴよなので、これはなかなかキツいなーと感じながらも、北海道出身の彼らだからこその迫力と説得力には圧倒されました。
後半はずーーーーーっと客席のあちこちから鼻をすする音が。
終演後のカテコでは5人がそれぞれ挨拶トークをするんですが『余韻を壊したくない方は今すぐお帰りください!いいんですね?では始めます』とトップバッターの音尾さんがおっしゃってましたよ
初めての生NACS。
個人的好みでは、戸次さんのお芝居が好きだったなぁ。
音尾さんももっと観てみたい。
安田さんは役にあわせての声なんだろうけど、ちょっとセリフが聞き取りづらかったのが残念。違う役どころで観たいな。
いまや大忙しの5人なので、次の公演はまた3年後くらいかな。
機会にめぐまれたらまた観にこよう。
…の前に「ただただ辛いだけだった(大泉さん談)」という下荒井兄弟のDVDを観てみようかな