行ってまいりましたよ。

今年の芝居初め。







パルコ劇場の会員先行でチケット購入したら…

まさかの最前列あはは・・・

お芝居の最前列はちょっと見づらいんだけど、

この個性的でパワフルな役者さんたちを間近で楽しんできちゃいましたよ。



では、ここから先はネタバレありで感想書き留めちゃいますので、

観劇予定のある方はスルーしてくださいね。







ネタバレ危険!!


↓ ↓ ↓ ↓













4~5年に一度やってくる、ねずみ三銃士の公演は今回が3回目。

ドラマや映画のクドカン作品の印象だけで観劇するとちょっとしんどいかもしれません。

下品で猥雑な感じはいいとして、さらにそこにいや~な雰囲気が。

うまく表現できないんだけど…いや~な感じ。


そして、今回の芝居のベースになってるのが監禁殺人事件。

もうそれだけでいや~な雰囲気がただよってくるんだけど、

さらにキャスト含むみなさんが参考に読んだというルポが

北九州連続監禁殺人事件だそうで。


んー、あまり聞いたことないな?

どんな事件だっけ?と、観劇前にちょっと検索してみた…


え、何、この事件。

報道規制や報道自粛してたのか。

うわ…概要読んだだけで気が滅入る…

尼崎の監禁事件もひどかったけど、この事件もかなり酷い。


クドカンの書き下ろし新作なので、当然ながら笑いどころも満載だし、

このキャストなので、何がアドリブなのかわからないくらいの

セリフとリアクションの連続なんだけれども。



こういった事件を耳にすると、誰もがふと頭によぎるであろう


でも、本当に悪いやつって、この人?

残された被害者は、事件後まともな人生歩めるの?

なんでこんなことになるまで誰も行動起こせなかったの?


みたいなちょっともやもやっとした考え。

それが目の前で再現されてるような。


ストーリーだけ追っかけると、どよーんとしちゃいそうな内容だけど

そこはこのキャストですから。

下品でいい加減な笑いがそこらじゅうに仕掛けられてまして。


笑っちゃうんだけど、このテーマで笑っていいんだろうかって

ちょっと後ろめたいものも感じてみたり。

気持ちの上げ下げが激しすぎて疲れる疲れる…


結局、もやもやした考えはもやもやのまま終わり。


マインドコントロールの怖さをちょっと体感したような気持ちになったうえに

救いようのないエンディング。

観に行った人の多くが後味悪いってつぶやいてたのもちょっと納得。

でも、そのいや~な雰囲気と後味の悪さを狙って作られてて

それを見るほうも楽しんでる。

(↑楽しむって表現もなんかちょっと違う気がするけど、他に言葉が思いつかないsweat*

そんな作品でした。






帰宅して大量のチラシを一枚一枚眺めつつ、気になったのはこのあたりかな。









さぁ、次は5月!





こちらを観に行ってきちゃいますよハート

楽しみー!!