久しぶりに東京にきました。
仕事は明日の午後からですが、前日から東京入り。
TokyoBookmarkを使うと、
往復料金とほぼ同じ金額でお泊りもできちゃうので
日曜日から行って
この機会に長いこと行ってない東京国立博物館へ!
特別展である黄金のアフガニスタン展は賑わっていて
汗ばむような室温でしたが
それでも人の頭で展示物が見えないなんてことはありません。
展示物の金の輝きは時の流れを感じさせないくらい鮮やかで
本当に1世紀とかのものなのだろうかと思います。
その保存状態の良さとデザインの普遍性が時間を感じさせません。
内戦の戦火から命がけで出土品を守ったというエピソードも
事前にテレビで見ていたのでさらに感動が高まります。
ただ特別展でもこの状況なので、常設展はがらがら。
ですが、人影の少ない薄暗い館内で、
スポットライトに浮かび上がり輝く展示物を
ゆっくり見て歩くのは本当に贅沢です。
見学者も日本人より外国からの人のほうが多いくらい。
私は西洋画よりも日本画、書画、陶芸などが好きです。
現在の本館の常設展は
日本美術の流れというテーマに沿って
歴史の流れと美術品を時系列に整えてあり
外国の方にもわかり易く、を意識したつくりなのかもしれませんが
私にとっては生で社会科の資料集を見るような感じでした。
東洋館はシルクロードの宝物が静かに並んでいて
空いている正倉院展みたいな感じで
実に贅沢です。
撮影禁止の展示物を除き
手持ちのカメラでフラッシュ無しなら撮影は可能です。
中国の工芸品の展示物ですが
アフガニスタン展にもよく似た意匠がありました。
生命の木、というモチーフです。
金属でできているのに、これからも伸びていくような生気があります。
普段あんまり使ってない右脳をたっぷり使いました。
明日はちゃんと仕事します(笑)