ベトナム研修旅行 第2日 その3 ホーチミン イオンモールに行ってみた | 理系税理士 佐原三枝子のラジカルトーク

理系税理士 佐原三枝子のラジカルトーク

宝塚で開業している女性税理士です。
経営や税務に関することはもちろん
季節のエッセイや
トレッキングやアウトドアの趣味のことも書いています。

エースコックさんの工場を後にして
続いて、開業したばかりのイオンモールを見学に行きました。
 
 
システムギアベトナムのコミュニケーターである
若く優秀な職員Pさんに付き添っていただきました。
 
Pさんは日本語が堪能なだけでなく
申し訳なくなるくらい気遣いをされる方です。
 
システムギアさんの人事制度や採用基準が優れていることも
さることながら
海外でこんな思いをしたことはありませんでした。
 
豪華なお店に連れて行ってくださったり
フレンドリーに接してくださることはあっても
「気遣い」という感じを抱くことはなかったので
Pさんとなんだか初めて会ったような気がしなくて
とてもうれしいひと時を過ごさせていただきました。
 
 
ところで、イオンモールのつくりは
ホーチミンでも伊丹でも基本的には変わらないようです。
 
映画館やフードコート、アパレルのお店が併設され
伊丹店と比べると規模は劣るものの
基本的なコンセプトは同じです。
 
でも、やっぱり違うのは、
食品売り場でいきなり出会うドリアンやドラゴンフルーツ!!
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
日本ではこの位置には桃とかスイカが並んでいるコーナーでしょうか。 
入口に果物や野菜といった生鮮品を配置し、
中に入ると調味料や乾物などがあるのも同じです。
ここで、警備の方に怒られました。
撮影禁止・・・そうですよね。すいません
 
日本と違うのは
駐車場でなく駐輪場が圧倒的に大きいこと
そして入口で、持っている鞄を警備員の人にシールしてもらうこと。
 
イメージ 3
 
 
万引き防止ですが、
ホーチミンでは
スーパーの入店前には鞄をロッカーに預けるのが一般的です。
ロッカー設置の場所や管理のことを考えると
この方法が合理的だったのでしょう。
 
Pさんに
イオンモールってどんな時に行くところ?って尋ねたら
週末に、買い置きのお買いものと遊びに行くのを兼ねて
家族や友達と出かけるところ、と教えてくれました。
日本と同じコンセプトです。
狙い通りというべきでしょう。
 
イベント広場があって
今週末には盆踊りが行われるそうです。
仏教徒の多いベトナムではお盆は大切な行事の一つのようです。
都会では失われがちな行事を
イオンモールで行うというのも
イオンならではの戦術と言ってはちょっとやらしいかもしれませんが
賑わいを作りたい、という意図が伝わってきます。
 
イオンモールで
Pさんおすすめのベトナムコーヒーを買い
戦争博物館へ向かいました。
 
 
 
現実を直視しないと・・・と言われればそれまでですが
とりあえず博物館に入場したものの
すぐに出てしまいました。
 
おそらく耐えられないから・・・。
 
Pさんも嫌そうだったので
外のベンチでおしゃべりしながら、みんなを待ちました。
 
Pさんの故郷はフエ。
ベトナムは南北に長く、ホーチミンは南の都会
そして、フエは中部にある古都です。
ベトナム戦争の激戦地だったはずです。
 
親戚が集まると
おじいさんが戦争の時の話をすると言っていました。
ベトナム戦争は1975年に終わったばかりの
まだ、生々しい戦争です。
 
私は戦争を知らないから・・・
というPさんの言葉に、
過去の行きがかりはともかく
未来を考えたい、という気持ちを強く感じました。
 
 
この後は気持ちを切り替えて
ベトナムに来ればやっぱり雑貨でしょう!
 
国営デパートでお買い物です。
 
イメージ 5
 
ベトナムの通貨はドン。
 
おおむね、表示価格を200で割るか
表示価格の0を3つ取って5をかけると
日本円になります。
海外で愛用するミニ電卓を取り出し
300,000ドン÷200=1,500円みたいな計算を繰り返します。
 
海外に行くたび思いますが
貨幣単位ってDNAに染み込んでるんだなって思います。
換算しないと何も考えられないんですからね。
 
それにしても、ベトナムではブランド物を買う必要はありません。
刺繍製品やプラかご、漆器や貝製品など
女性にあげたら喜ばれるものばかりです。
手が器用な国民性なのだな、と思います。
 
この間、ほかのチームは
マッサージに行きました。
なかなか癒されたようです。
 
そして、合流して、システムギアさんへ
 
 
街はちょうど帰宅ラッシュ。
車の周りを、家路を急ぐ人たちに囲まれてしまいました。
 
イメージ 4
 
これでよく事故が起こらないな~と思いますが
3日の滞在中、救急車の出動を2回、事故現場を1回、目撃しました。
あって当然でしょう。
それでも、事故現場で誰が声を荒げることもなく
自動車に突っ込んだバイクをおもむろに引っ張り出し
何事もなかったかのように両者が動き出す様には
感動すら覚えました。
 
 
ブログランキング参加しました!
URLをちょこっとクリック。よろしくお願いします!
https://www.blogmura.com/ ←にほんブログ村