『時のかさなり』ナンシー・ヒューストン著
本文より抜粋「わたしは命がけで読む。読書はわたしのたったひとつの才能だ。」
と、セイディは語る。うん、本好きなら共感できるよね。
セイディも語っているのだが、本は読み慣れると読むスピードが上がる。そして、読めば読むほど読みたい本は増えていく。
セイディは、不器用で、空気が読めなくて、人と同じことができないコなんだ。そういえば、わたしもそういうコだったな。で、本がいちばん好き。セイディとわたしは似てる(と思わせる著者の策略にはまっちゃうんだよね。)
本文より抜粋「君は頭の中じゃいろんなことを知ってるけど、実際に経験したことは何もないんだな。」
と、ヤネクがエラに言う。なんだかわたし、自分が言われてるような気がしたよ。
四世代に渡る家族のストーリィが、四章構成から成り立っており、語り手はどのコも六歳なんだ。へーぇ、そういう手法もあったのかと思う。すごく新鮮だよね。
第一章で不明だった事柄が、章が進むにつれ、解明されていく。