もっとjuicyな声でーグループレッスン | piyoの生活 - ソプラノ歌手の精進の日々

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piyopiyoとおしゃべり好きなソプラノ歌手。歌、美術展めぐり、旅行などの記録です。
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昨日はグループレッスンでした。

発表会までの通常レッスンとしては最終。

次回はゲネプロで、その数日後に本番です。

曲は夢遊病の女から「ああ信じられない」。

 

先週と同じ先生だったので、

先週のコメントをよく復習して

自分なりに修正して持っていきました。

さて、なんと言われるか。ドキドキ。

 

すこしテンポが遅れ気味で、

音楽の拍感が足りないとの指摘。

う~ん、夢遊病で基本寝てるので、

それを意識しすぎて、

音楽に乗れなくなっていたみたいです。

母音の響くタイミングが

拍頭にくるように修正したら

「少し良くなった」と言われました。

不要なアクセントをつけないようにね。

寝てるのに、ちゃんと音楽に乗せるって、

なかなかなかなか、難しい。

最近この先生のコメントに対する

自分なりの解決策を言語化して、

先生がそれを補足するというレッスンが

できるようになりました。

以前はそういうやり取りはなかったので、

これも進歩といえるかな。

 

それと全体的な指摘として、また、

他のみなさんにも当てはまることとして、

海外で声の誉め言葉として最高なのは、

juicyな声。

もっとjuicyな声を聴かせてくださいと。

濃くて甘い、マンゴージュースのような。

(わ~、キタ~。マンゴー🥭🥭⁉️)

いろいろな記憶や工夫を総動員しての返し。

ところどころ止められて、

ここがカスカス!などと

ご指摘いただき、大変有益な時間でした。

おわったらヘトヘトです。

 

発表会では時間の制限があるので、

このアリアに先立つレチタティーボは

仕上げず仕舞いでしたが、

いつかフルでやってみたい曲。

 

そういえば、

来シーズンの新国オペラの演目ですね。

夢遊病の女、

台本は突っ込みどころ多いですが、

音楽は美しいし、

誰も死なないのがいいですね。

行かなくては!!!