レッスン5件(5/29-6/6) 息のスピード | piyoの生活 - ソプラノ歌手の精進の日々

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piyopiyoとおしゃべり好きなソプラノ歌手。歌、美術展めぐり、旅行などの記録です。
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面白い発見、楽しいアイデア、素敵な体験は元気の素。

 

レッスンの記録も少したまりました。

今月と来月に本番が3つあるので、その4曲に追われています。

内2曲はまだまだです。

重唱のグループも試演会が8月にあるので、

2曲、そろそろ暗譜して仕上げにかかります。

本番待ちの曲6曲のうち、4曲がモーツァルト、1曲はベッリーニ、1曲は山田耕筰。


仕上がり具合はまちまちなれど、

共通していつも言われるのが息のスピード。

または、表現のために「息を変える」こと。

もしくは、一音一音取りに行かないで、

同じ音を歌っているように持っていく。

自分でもやろうとしているが、全体に足りない。指摘を受けて直そうとすれば変わる。

だから、

自分でそれができるようになるのが

今の課題。

実はこのことは、5年以上前から、

いろいろな先生から指摘され続けている。

最初はなんのことか、さっぱり分からず、

だんだん、

その場限りの反応はできるように。

漸く今頃になって

取り組むべき課題との認識となりました。

まだ何年もかかるかもしれないけれど、

できないことではないと信じて。


ただし、自分でやっていくためには、

曲のどこでどんな風に

息のコントロールをしていくのか、

どこにフレーズの重心を置くのか、

それを組み立てられるようにならないと。

師匠のレッスンで初めて歌を見てもらった時に

「想像してたよりいいけど、こういうのがわからないと自分では表現できないよ」

と言われて手本を歌っていただいた。

あなたの限界はここですよ、

感性がないとねと

言われたようにも感じた、

そのことが思い出される。

最初のレッスンで絶望感を抱かせるのは

下手に希望を抱かせるよりも

もしかしたら親切だったかもしれない。


先生に手ほどきを受けながら、

少しずつでもできるようになりたいな。

もっと音源を聴くとよいのかな。

歌い始めると、滅多に聴かないから。


発声についても

できるようになったことも

沢山あるけれど、まだまだ、

口の開け方とか、

歌っているときの姿勢、動きとか、

課題はいくつもある。

尽きない泉のように

どんどん湧いてくる。

 

そんなこんなしているうちに

夏以降の重唱曲の割当てがありました。

ドン・ジョバンニの2番。

お父さんが殺されているのを発見し気を失う

ドンナ・アンナとドン・オッターヴィオの曲。

ああ、こういうのやりたかったの。❤️❤️

(できるかどうかは別として。)

悲劇的な歌だけれども、チャレンジ楽しい。

早速楽譜を準備しましたよ。

ベーレンだから、ドイツ語歌詞が邪魔だけど

しょうがない。

まずは歌詞読みから。

他にも新しく始めるフランス歌曲。

ヴェルレーヌの詩、スバラシイ🥰

譜読みも進めたいけれど、

まずは直近の本番に向けて

今日からほかの曲は封印です。


書いておかないと

ついいろいろやってしまうから。