1755年 11月2日
マリー・アントワネットは、
神聖ローマ皇帝フランツ1世と
マリア・テレジアとの間に生まれました。
シェーンブルン宮殿にある
マリー・アントワネット12歳の肖像画

「皇女マリア・アントニア」

宮廷画家
マルティン・フォン・メイテイス作

ヨーロッパ最大の勢力
オーストリア のハプスブルク王家と
フランスのブルボン王家との政略結婚

豪華絢爛たる長い行列は、
ウィーンからフランスまで数万頭の馬
50騎の護衛騎馬兵と数100の従者が
前後に従い、いずれの従者も厳重な
審査で堂々たる体格の美青年ばかりが
選ばれた見事な お輿入れでした。

この王朝絵巻の主人公のマリー
アントワネットは、初々しい
美しい14才の花嫁でした。

    「  貴婦人が愛した食卓芸術」
                              著  今田美奈子

マリー・アントワネット
 オペレッタのように楽しく より
                                    1部抜粋

1770年 5月16日
マリー・アントワネット14歳
王太子になっていたルイと
ヴェルサイユ宮殿にて結婚式を挙行。

お嫁入りの1ヶ月間
充分な王妃教育を施す いとまが
なかった母マリア・テレジアは
毎夜 娘とベッドを共にして、
王妃の心得を言い聞かせた。

1793年 10月16日 
パリ革命広場にて処刑
マリー・アントワネット37歳

その生涯は、多くの伝説を残す
華麗で悲劇なもの。

ヴェルサイユ宮殿
プチトリアノン宮殿
肖像画、装飾品
陶磁器やテーブル・ウェア
 紅茶などなど

今も尚 輝きを放つ

フランス国王ルイ16世、王妃
マリー・アントワネット
王妃は、コーンフラワー(矢車菊)を
大変愛しスミレ、忘れな草など。

プチトリアノン宮殿での食卓では、
素朴で小さな野の花の模様の
食器を使っていたとか。

豪華な装飾品やドレス姿とは
違う姿が、より私達を魅了して
しまうのかもしれません。