ウエサク祭2024・2023(五月満月祭@鞍馬寺)・鞍馬山尊天幸福の祈り | しずかに、すこやかに、とおくまで

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Chi va piano, va sano e va lontano.

初稿:2023年5月6日(土)
二稿:2023年5月9日(火):鞍馬山尊天幸福の祈り 追加
三稿:2024年5月25日(土):再構成・2024年祭、聖詩、ご真言追記

 




① メモ


今年(2024年)は
事前に郵便振替にて(締め切り:開催1週間前くらい)
心のともし灯(献灯)、お力の宝棒(祭り数日後郵送で届きました)の
申込をすることができました。

それらの案内:公式サイトをご参照ください。

 



今年(2024年)は5月下旬開催でしたが
山上の夜は少し肌寒さを感じました。


下山時
参道は照明のない部分が大半です。
砂利道、石段など段差も多いです。





スマホ、ミニライトなど
足元を照らす準備があると
いいと思います。
 




② 2024年ウエサク祭


仕事を終えて
叡山電鉄で鞍馬寺へ。





開式19時ちょっと過ぎに
本殿前広場に到着。
平日(木曜日)開催の夜でしたが
大勢の方がいらしてました。






昨年(2023年)と同じように
雲間に隠れたり
雲間から出たりの満月。

わけへだてなく
あらゆるすべてに
おしみなく
注がれる光。




祈りのあと
お授けいただく明水は
このコップにいただきます。




祈りの灯
満月の光

合わさって
すべての幸せを祈る
すばらしい機会を
ありがとうございます。

 

尊天(宇宙・源)とつながり

愛と光で

すべてが満たされますように。

 




③ 2023年ウエサク祭


鞍馬寺に行ってきました。
今年(2023年)は1月、3月、5月とお詣りさせていただくご縁です。

 

 

 

ゆっくりお詣りをしながら

15:00すぎに本殿金堂に到着。






金剛床の両サイドにベルトパーテーション。
手前テントは臨時のご朱印受付

テント横の建物でろうそく・護符の授与。



鞍馬寺はレイキ発祥の地。
車座になってレイキをなさっているグループがいらっしゃいました。

外国の方もたくさんいらしてました。
 

 

 

鞍馬寺学芸員の方が詳しくお話をされている記事です。


ウエサク祭はもともと秘儀的な儀式。
 

ジェーン台風(1950年)で
途中から折れた大杉権現の杉に
(護法魔王尊影向の杉:樹齢千年)
護法魔王尊のお姿を刻んだ像のお披露目を兼ね
(本殿となりの光明心殿で拝観できます)
1954年より一般に公開されています。


※残っていた影向の杉(約15m高)も
2018年の台風で拝殿とともに倒壊し

いまはその跡が残されています。

 

以前はひと晩をかけ
朝方まで行われていましたが
近年大変多くの方が訪れることから
叡山電車の終電(23時頃)に間に合う構成になっています。



今年(2023年)は

19時にはじまり
20時過ぎに祈りは終わり
本殿地下の宝殿を拝観した後

清水をいただきました。



 

 

ものすごく大勢の人たちの参加。

法要中に
満月が見える・映える場面で

ちょっとガヤガヤしましたが
本殿内陣の不断の灯炎

ろうそくに次々と分かち合われていって

 

瞑想付けまつげ

聖詩「魔王尊に祈る」や

祈りのことばを聴き、唱え

 

折々に手に持った灯を高く掲げていくと

場がしずまっていきました。

 

 

 

夜の闇に

ともし灯の明かりは

内なる尊天(源)と

相対している心地でした。

 

 

ともし灯の海原が

広がり一斉に掲げられるさまは

 

 

いのりあわせる

 

 

そのもの。

 

 

うううん

この場のエネルギースゴイ!

 

この場+各地でのいのりの場がリンクスター

 

してるんですね。


尊天(宇宙・源)とつながり

愛と光で

すべてが満たされますように。




祈りの最中は雲間に隠れていた(自粛してくれていた?)月お月様

あまねく照らしていました。


 


④ 鞍馬山尊天幸福の祈り



ウエサク祭から数日後の連休明け
また鞍馬山にニヤリ
 

静かに

ゆっくりお詣りしたかったこと

それと
ウエサク祭で

尊天・護法魔王尊さまとの

ご縁を深められたよろこび・お礼を

お伝えしたい!

と思ったのでした照れ


いつも以上に

ゆーったりした心地で
鞍馬寺本殿~奥の院~貴船神社をまわりましたあしあと



貴船神社~貴船口駅間。雨上がりのフジと新緑が美しかったです。



転法輪堂(阿弥陀如来さま)や
霊宝殿・仏像奉安堂(国宝の毘沙門天さま)の
経机にお経本が置かれていました。

 

 

 


お経本には
開経偈・法華経・般若心経が載っていて

さらにめくると

 

鞍馬山尊天幸福の祈り

 

がありました。
 

 

 

もみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじ

 

 

 

鞍馬山尊天幸福への祈り
 これを唱えて祈れば栄光の祝福を稟ける(※うける=授かれる)


人間をより向上させるために、
また、富と栄光とを増し加えるために、
 月のように美しく   
(※月輪の精霊―愛=千手観世音菩薩)
 太陽のように温かく  (※太陽の精霊―光=毘沙門天王)
 大地のように力づよく (※大地の霊王―力=護法魔王尊)
尊天よ、あふるるみ恵みを与え給え。 (※尊天=三身を一体)

この聖所において、

平和が不和に打ち勝ち、
無欲が貪欲を征服し、

誠意ある言葉が虚偽を克服し、
尊敬が侮辱に勝つことを得せしめ給え。
我々の魂を高め、

我々の肉体に栄光を与え給え。

宇宙の大霊であり、

大光明、大活動体にまします尊天、
我らをしてみもとに集まり、
礼拝し、御心に近づく者に、
新しき力と栄えある光りとを

与え給わんことを。

すべては尊天にてまします(七反 ※7回繰り返し


(お経本記載のママ ※注釈:わたし)



もみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじ

 

 



ウエサク祭では

雅楽が奏でられ、巫女さんが清水を配り

外国からの僧侶がお唱えをされ

宗派を超えた懐の深い彩りがあります。

 

 

祭りで

皆で唱和したのは
 

ともにいきる、いかされている


という思いを確かにするものでした。

 

 

この

鞍馬山尊天幸福の祈りにも


みなひとつ

という

おおきなこころと

懐の深いエネルギーを感じます照れ


 


⑤ 聖詩「魔王尊に祈る」

 

 

ウエサク祭の中で

唱えられるたいせつな祈りのひとつです。

 

 


⑥ 護法魔王尊 ご真言

 

 

 

 



オンバサラ・ダルマキリ・ベイシラマナヤ・ダルマハラ・マソバミウンソワカ



ウエサク祭で
明水を授与いただく前に
本殿地下のお釈迦様をお詣りします。
その際各所にいらっしゃるご僧侶が
ずっとお唱えになってらっしゃいました。





最後までご覧くださり
ありがとうございますお願い