初稿 2022年10月1日
更新 2023年2月18日（改題、大幅に書き直し、内容を再構成しました）
追記 2023年10月31日（B病院閉院）
追記 2024年1月1日（この欄下部に近況追記）
経過
2022年04月 新しい学校（近畿圏）で勤務開始
2022年07月 心身の不調を覚える
2022年07月 QEEG検査（ADHDグレーゾーン）・適応障害と診断（大阪・A病院）
2022年07月 TMS治療を開始（大阪・B病院）
※B病院は2023年10月に閉院しています
2022年08月 発達心理検査（大阪・B病院）→ ADHD等発達障害はない判定
2022年08月 HSP（繊細さん）を知る → セルフチェックでは「HSS型HSE」
2022年09月 休職 HSP（繊細さん）についてカウンセリング開始
2022年09月 関東～東北のカムイ旅でうつ状態改善した実感
2022年09月 TMS治療20回終了（大阪・B病院）
2022年10月 復職
2022年12月 TMS治療30回終了（大阪・B病院）→通院も終了
2022年12月 HSP（繊細さん）についてカウンセリング終了
近況（2024年1月）
その学校は2023年3月末で退職しました。
しばらく家でゆっくり過ごしていましたが、やがて始めたのが派遣の仕事。
倉庫や工場に行っていましたが、福祉の現場もたくさんあることを知り
大阪圏（京都・神戸も）ひろくまわってお仕事をしています。
お仕事先でオカリナを演奏することがよくあり
よろこんでもらえる幸せを感じるこの頃です。
2023年のあるとき、このタロットカードに出会いました。
arctic tern（キョクアジサシ）は1年のうちに北極圏～南極圏を往復し
その生涯（30年）で地球～月を3往復以上するくらいの距離を飛ぶそうです。
身の回り～世界中の興味ある極から極へと渡り
キラキラしたよろこび・やすらぎ・しあわせで
自分やまわりを満たし続ける、、、
そんなわたしの望むイメージに
このタロットはピタッとはまりました。
治療や休職の渦中を過ぎて、いま振り返ると
その渦中はとてもしんどかったものの
それを通して得たさまざな経験や体験は
ジャンルや奥行き、行動範囲のひろがりがぐーんとあり
その渦中のしんどささえ、無量の栄養となっていると知り
わたしをすごく磨かせてもらっています。
ひろく ひろく もっとひろく
人生の経験と幅、よろこびやスゴイことを
味わうきっかけに本編の出来事は押し出してくれたと思います。
目次
1：気づき（2023年2月）
2：TMS治療とは？ 関西圏ではどこで実施？
3：大阪・A病院（QEEG検査・TMS治療を勧められる）
4：大阪・B病院（TMS治療・発達心理検査）
5：カウンセリング（フェリアン大阪）
1：気づき（2023年2月）
この１年来の経験を通して感じていることです。
気づき①
自分を否定・傷つける癖
→ 自分を愛し・大切にする在り方へ
この１年来出会ったこと、起きてきたことは
「自分を愛し大切にしようね」
という内々からの声だと。
気づき②
繰り返してきた生きづらさ
と向き合い・付き合っていく
HSP（繊細さん）の角度から
自分を理解し受容する一歩を踏み出せた。
HSP（繊細さん）を手がかりに
（参考にしていくけれど
自分を落ち込ませてしまうような捉え方はしない）
つらさや特性（HSPであること）を
必要なときに
職場や関係の人に伝え
生きやすくしようと
自分からアクションを起こす。
（ブログを書くのも、アクションのひとつですね）
・・・甘え下手だったのを
甘え上手になっていこうと一歩踏み出す
という感覚です。
気づき③
TMS治療を30回受けてみて
うつに効果（落ち込みづらくなった）を実感
（10回を過ぎた頃、投薬なし）
20回目～30回目は効きに変化なかった。
（「効果の度合いが人による」のはその通りだと感じます）
HSP（繊細さん）に直接効く
のではなさそう（個人的感想）
でも
うつが改善すると
HSP（繊細さん）のネガティブな部分も
自然と落ち着いた実感
投薬のような副作用（頭痛・倦怠感）はなく
メリットを感じたので
必要になったらまた利用したいが
現状費用が高く（自由診療）て、、、。
気づき④
他力（神・仏）に頼る（甘える）
のは全然あり！
自己否定、自己肯定感低い
自分を裁く・ダメ出し
する癖があり
何とか自分でしなきゃ（でも、できないけど）
とあせり
自分が幸せになっていい
困ったときは神仏に頼っていい、とか
これまで、あまり思えてなかったのですが
今回ドーーンと落ち込み
自分ではどうしようもなくなり
神さま・仏さまと深くつながりたい！
助けてください！
と真剣に願うと
高次の存在が癒してくれた体感
その存在を
見える形で現れてくれました。
2022年11月
奈良・源九郎稲荷神社で出会ったカタツムリ
冷え込んだ朝、参拝を終えると
狛狐さんそばの草むらで
朝の陽光にキラキラしていました
いまごろ（11月に）出会えるなんて！
とうれしくなりました
折々のサポートで
元気づけられてきたことを
とてもうれしく、ありがたく
しあわせに思います
2：TMS治療とは？ 関西圏ではどこで実施？
大阪・B病院が使用しているのと同じ
Magpro（マグプロ）の製造メーカーによる説明
水泳帽に反応部位をマーキング（初回）して
そこに磁気コイルをセットします
（イタ気持ちいいデコピン連打のような磁気刺激です）
TMS ＝ Transcranial Magnetic Stimulation
経頭蓋磁気刺激法（けいずがい じき しげきほう）
です。
東京圏の複数のクリニックさんが
詳しく分かりやすい解説をアップしています。
また、Youtube：「TMS治療」検索結果
https://www.youtube.com/results?search_query=tms%E6%B2%BB%E7%99%82
では
治療の様子や、体験した方の声、
医師の見解など
多数アップされていますね
私が治療を始めた
2022年下半期
関西圏でのTMS治療を
受けられる医療機関は
まだ多くありませんでした。
保険適応＝入院が必要、すぐに受けられない
自由診療＝通院、費用がまちまち
で
選択肢があまりない印象でした。
これまた
東京圏の複数のクリニックさんが、
関西地方でTMS治療を行っている
クリニックや病院を一覧で紹介して下さっています。
（私もBクリニックを選ぶ際、参考にしました）
3：大阪・A病院（QEEG検査・TMS治療を勧められる）
2022年7月初め
心身の不調が大分ひどく感じられ
心療内科を受診しようと思いました。
その時はTMSのことは知らなくて、
・すぐに受診できるところ
・アクセスがいいところ
・自分が良さそうかな、と感じた（第一印象）ところ
でネット検索をして
A病院を見つけ
朝9時に電話すると
その日お昼に診てもらえました。
流れは
QEEG検査（必須ではなく、私から希望して、15分）
検査結果説明（10分）
TMS治療の説明（10分）
となっていて、
所要時間は、
待ち時間を入れて1時間半くらいでした。
QEEG検査（定量的脳波検査）
画像出典 頭に端子のついたネットを被った様子（イメージ）
ネットを被り
安静にしながら（薄暗い部屋でじっと座る）、
脳の各部位から出る脳波を色分け＝可視化処理し
検査後すぐに説明してもらいました。
私のQEEG検査結果
書き込みは説明した医師によるもの
赤い色が標準（同年代）よりも
強く脳波が出ているところ
ADHD gray（グレーゾーン）の
脳波の出方だと説明されました
私のQEEG検査結果
書き込みは説明した医師によるもの
物事を悲観的に感じやすい脳波が
よく出ているという説明でした
QEEG検査の結果説明では
ADHDグレーゾーン で
ストレス耐性がとても低い 脳波の出方である
と医師から説明を受け
TMS治療が改善に有効
だと勧められました。
この時の医師は
ハッキリとおっしゃいませんでしたが
TMS治療は
発達障害にも有効だ
というニュアンスを 感じていました。
このときの
「ADHDグレーゾーン」が気になり、
後日、大阪・B病院で
発達心理検査を受けました。
検査では
5種類の検査（WAIS、バウムテスト等）を
2日間に分けて受けました。
検査結果は
発達障害（ADHD、ASD）に
該当するものは見られない でした。
ということで
私の場合
QEEG検査を全面的に信頼するのは、、、
と思っています。
でも
ストレス耐性がとても低い
はQEEG検査の通りだと
思いました。
それがキッカケで
HSP（繊細さん）のことを知り
私にHSPの特性がある ことを知りました。
QEEG検査は
HSPに気づくきっかけ
以後のTMS治療を受けるきっかけ
になりました。
そこから
別のスタッフの方が
A病院でのTMS治療について
説明をしました。
A病院でのTMS治療は
（自由診療：２０２２年７月時）
8回 16回 32回 48回
簡易法 約15万円 約28万円 約48万円 約69万円
標準法 約19万円 約35万円 約61万円 約86万円
という料金設定でした。
これは高い。私には無理！
それと
（２０２２年７月時）
機器の当て方で
簡易・標準の２種類があるという説明。
簡易と標準で「効き」が違うってこと？
それってどうなん？と。
ストンと腑に落ちてこなかったんです。
4：大阪・B病院（TMS治療を30回継続）
※B病院は2023年10月に閉院しています。
でも、
薬に依存しない
副作用がほぼないTMS治療を
取り組んでみたい！
（今にして思うと新しもの好きだっただけかも）
他のクリニックで
セカンドオピニオンを聞いてみたい
と思って
選んだのがB病院でした。
B病院では
（自由診療：２０２２年７月～１２月）
1回30分弱 10000円＋税＝11000円
の料金設定でした。
B病院では、
治療頻度は任されていて
（経済的に余裕があれば頻回に
難しい時は間隔を空けて、を自分で調整できる）
支払いは
1回ごとに（現金・カード）できるなど
継続しやすいシステムだったので
TMS治療を受けました。
「30回まで治療を受ける」
に強い理由はなく
ネットで検索すると、
一般的なTMS治療が
20回～30回程度を目安にしている
と書かれているのを
よく目にしたこと
費用がかかるのは大変ですが
効果があると感じられるので、
一定の所まで続けるといいかな
という自主的な判断からです。
何回続けるか、について
B病院では強制されていません。
10回程度継続した段階で
続けるかどうかを医師と
相談して決めていました。
5：カウンセリング（フェリアン）
2022年９月初め
休職に入ったすぐは
フラッシュバックや
自己否定の思いが強く出た時期で
TMS治療や
自己流行動療法（とにかく外出して歩く）
の他にカウンセリングも受けていました。
それがフェリアンでした。
臨床心理士さん
公認心理士さんが運営するカウンセリング機関で
大阪・京都に
相談スペースを開設されています（オンラインも対応）。
１回１時間のカウンセリングでは
いろいろな話を聞いていただいたり
質問紙法によるストレスチェックなどを
していただいたりしました。
２回目以降は
うつ状態も改善していたので
カウンセリングでは
生育歴を手がかりに
生きやすい在り方を考える
ということをしていました。
2022年9月に始めたカウンセリングは
2週間ごとのペースで続きましたが
体調が復調したので
同年12月で一応終了となりました。
こうした経験も
もし今後
似たような不調が起こったときに
自分で対処するための
手がかりになると思います。
最後までご覧くださり
ありがとうございます