行きたい時に行きたいところへ行ける足を作る
足の人 桑田園子です。
先週イベント参加で、直接会場へ行けなかった
『第17回 多業種フットケア研究会』「巻き爪祭り」
医療、介護、サロン、靴 と足に関わる業種の方が集まって開かれる研究会。
今回は、アーカイブとして配信されるので、朝から見ています。
私は医療従事者ではなく、セラピストという一般人(?)になります。
フットケアの資格というのは、公的資格は無く、持っているとしたら民間資格になります。
また、全く資格なんて無くても開業出来る業種です。
その中で
「フットケア衛生管理」についての講義があります。
フットケアの施術を始めた頃(30年近く前)は
『菌の感染』については、最低限の知識しかなく、
(イボはうつるから、触っちゃダメよ!くらいかな)
それほど、徹底した対策もしていなかったのがあります。
(グラインダーを使っていなかったのもあるけど)
でも、再度学び直した後、サロン業務に就いてから、
『菌の感染』予防については、知識もそうですが実際の対策を実践しています。
と言っても、医療現場の滅菌器があるわけではないのですが・・・
サロン業務を始めた頃、今ほど感染に関して危機感は薄かったのだと思います、
もちろん、お客様へ感染させるわけにはいかないので、
器具や利用されるベッドなどの対応はしていたのですが・・
施術する側の対策は今ほどされていなかった。
医療関係者との繋がりが出来てくると、感染に関する情報が沢山入ってくることになります。
基本的に私が施術するフットケアは、グラインダーという機械を使って、
角質や爪を削ります。
その時に発生するのが「粉塵」
その粉塵は、お客様の足にある菌が混ざっているものです。
足はやはり、白癬菌や緑膿菌などなど、やはり菌というものが多いところではあります。
その菌は特別なものではなく、常にあるものではあるのですが、
「粉塵」に混ざって、空気中に漂って、時には全身に被るようになります。
そうすると、施術する私たちに感染する可能性が大きくなるわけで、
マスクをしていないとなると、口や鼻から呼吸器に入る可能性があり、
メガネ(ゴーグル)をしていないと、目の粘膜から入る可能性もある。というもの。
なんて書くと、「怖い仕事、汚い仕事、危ない仕事」と感じるかな(笑)
でも、予防策をしっかり取っていれば、安全なわけです。
マスクをして粉塵を吸い込まないようにする。
メガネ(ゴーグル)をつけて、粘膜を保護する。
手指の洗浄に消毒を丁寧にする。
フットケアをする環境を清掃をする。
可能なら、ディスポーザブルの帽子とエプロンも使います。
理想はこんな感じで施術します。
その講座の中で、
医療用のマスクの話が出てきました。
コロナ感染症が出てきて、街中でもつけている方がいらっしゃいますよね。
でも、着用する前から外して捨てるまで、正しく着用できていなければ何もならないと。
医療従事者は、マスクの着用の仕方も特別な訓練を受けているそうです。
できれば、着用前に手指の消毒をして、
鼻の部分のワイヤーを鼻の形に沿わせて、
なるべく隙間を作らないように着用すれば、100%ではないですが、
かなり予防は出来るようです。
(暑いんだけどねぇ〜)
さて、これから後半部分。
お楽しみは続くのです
ご案内
『足なかふわもこ草履作成講座』
『足なかふわもこ草履 ご購入はこちら』
『その他お問合せ』
https://ssl.form-mailer.jp/fms/613df03e529193
『フットケアスペシャリスト一覧』
足のケアをやっているお店及びセラピストをお探しの方はこちら