先日届いた質問

 
お写真の掲載許可をいただいたので、
写真入りで
 
「先日、
冠婚葬祭用の靴を
履いたら、
親指が霜焼けの始めみたいに
晴れました。
 
冠婚葬祭用のこの靴を履くと
いつもなの。
隣の指が強く押すわけじゃないんだけど」
 
とご質問を受けました。

見覚えある方いらっしるのでは?
 
原因は色々考えられるのですが、
まず、考えられるのは、
 
冠婚葬祭用の靴ということ。
 
冠婚葬祭って、年に何回ありますか?
前に履いたのは、昨年だわ。。
なんてことありませんか?
 
足の形は生活環境や
老化などで、
少しづつでも変化します。
 
例えば、ブーツ。
昨年はフィットしていたのに、
今年は、キツイとかありませんか?
 
昨年フィットしていた靴が
足に合わなくなることは
多々あることでもあります。
 
なので、この場合。
足の形に靴が合わなくなったことが
考えられます。
 
そして、
「この靴を履くといつもなの」
ということ。
高いヒールでは無いとのことですが、
大きさはどうでしょう。
 
サイズが大きな靴は、
歩いているうちに、
靴の中で足が前に動いてしまいます。
 
例えば、
ミュールやサンダル。
ヒールが無くても、履いているうちに、
前の方へ足が動いてしまいませんか?
 
そうすると、
指先が靴の先に
当たってしまったまま歩くことになります。
 
靴の形にもよると思いますが、
靴の先って、足の形より細くなるデザインですよね。
そうなると、
靴の形に沿って、
指がぎゅっと寄ってしまいます。
 
「隣の指は当たっていない」
と、おっしゃっていましたが、
否応無しに、隣同士の指は当たる形になります。
 
そんな状況の中での親指は?
靴と隣の指に挟まれて逃げ場が無い状態。
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そして、爪がなんらかのきっかけで
肌に刺さったり、
圧迫され続けたら、
炎症を起こす可能性が出てきます。
 
そして、もう一つ。
「雨晴兼用だから硬かったのかな」
という質問もありました。
 
最近柔らかい素材で出来た靴を見かけますが、
柔らかい素材で出来ていても、
足の形に合った靴でなければ、
同じような症状は出てくる可能性は大きいです。
 
私は爪先部分が柔らかい靴は
あまりオススメをしていません。
なぜか?
 
靴は足を守るための道具。
爪先をぶつけたり、
踏まれた時、
 
柔らかい素材より、
しっかりした皮の靴の方が良くありませんか?
最近、通勤を始めたのでラッシュの電車の中で
切実に感じます・・・
 
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靴は、しまったままだと劣化します。
(定期的に外に出してお手入れすれば別ですが)
だから、冠婚葬祭の時だけで無く、
普段も履いてあげてくださいね。
 
普段も履ける
サイズの合った靴を選んでください。
 
そうすれば、
どんな靴も無駄にはなりませんし、
足も快適に履けると思います。
 
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通勤途中で見かけたチューリップ。この季節にほっこり