「私は子育てを失敗したからね…」

と母からいわれたぁ~!と、
アフロの魔女。
サマンサがブログで叫んでいたの。
ブログはこちらね


サマンサのブログからお借りしました

それを読んだら久しぶりに母から言われたことを
思い出しちゃった。

「あんたは私の厄だからねぇ」
(厄の意味は 災いとか災難という意味なの)


写真は兵庫県加古川にある厄神駅ね。関係ないけど…


呪いがかけられたのは、
大学生くらいの時だったかな。

いろいろ親に迷惑をかけていた頃でもある。

私の母は、
私が小学6年生の時に腎不全で倒れ、
命をあきらめて下さいとドクターから言われること、
亡くなるまでに3回。

それでも、
ギリギリまで透析をせずに食事管理でがんばり通した人。

母が倒れて入院した頃から、
父は彼女と同居を始めたから週末に顔を見せる程度の帰宅。

母の女性としての愚痴は私へ向けられていて、
そんな中での一言。
今思うと、小学生の頃は嫁姑の愚痴も散々聞いてたな(笑)


「厄」といわれてしまった私はね。
その頃から、

母の病気も家族の病気も父の病気も、
彼氏の病気も…

ちょっと名のある病気になって、
体調を崩す事があると、

「私と関わった大切な人は病気になってしまうから…」

と呪いを真面目にとらえてた。

病気以外でも悪い事があると、
「私が全て悪い、災いの元だから」と思い。

私があやまれば、私が何も言わなければ済む事と、
ずっと思って来た。

良くあるパターンでもあるよね。

その頃にくらべると、
「厄」の呪いからだいぶ解放されているけれど、

母親からの呪いは
簡単に解ける呪いではない。

呪いをかけた本人が生きていれば、
呪いを解く呪文がわかったのかもしれないけれどね。


でもね。
母が今の私の歳の頃。
闘病まっただ中。
まだ、入退院を繰り返していた頃。

そう考えると、
今の私はどれだけ自由で恵まれていることか。
母の呪文があったおかげで、
呪文から解放されたくて、
どれだけの出会いがあった事か!

母の子供で良かったなんて、
未だに思えないけれど、
少しは感謝出来るようになったよ。


それにしても、
結婚10年目にしてようやく出来た子供をさ、
「厄」の一言で片付ける親も親だとおもうんだよね(笑)

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