第4回目は…
劇団員・大和田あずさ
にインタビューしていきたいと思います!
(質問者・山下 由/本文中は敬称略)


山下:今回大和田さんはブログ連載をやってくれています。どうですか?インタビューやってみて
大和田:すごく楽しいです。もともとコラムを書いたり、人に何かを聞いたりするのが好きだったんですけど、統一性のあるテーマを持ってやったことはなかったんですね。なので、インタビューされてる人の新たな一面を見れたり、作品の世界が膨らんでく様子を見られるのがすごく楽しかったです
山下:(初演の)ハミングを見てどう思いましたか?
大和田:うーん…しんどいなと思いました。役者さんがもう、その人なのか、役で緻密に作ってるのか分からなかったです、実際にいるんじゃないかっていうくらい。14年のやつを見たんですけど、私が感じたのは演劇としてすごく面白いというよりは、すごくリアルだなって方でした。なんかドキュメンタリーとかそういうものを見てる感じのしんどさです。
山下:なるほど。例えば作品の内容と、今回話を聞いていく中で思うことはありますか?
大和田:ハミングの登場人物はほぼ全員が問題や生きづらさを抱えてるけど、それでも葛藤しながら進んでいく。それって結構現実に近い部分でもありますよね。インタビューしていく中で思ったのは、みんな自分の人生経験とかそういうものを前提としてこの作品を見るんですよね。それが十人十色で面白いなと思います。
山下:その人の生い立ちによって芝居の見え方が変わるってことだね。



山下:この芝居を見て、自分の人生とリンクするところはありましたか?
大和田:そうですね。リンクするかどうか分かりませんが、すごく受け入れてほしい人に受け入れてもらえないとか、ちゃんと話が届いていないみたいな気持ちっていうのは、すごく辛いだろうなと思います
山下:なるほど。では、自分が出演するんだったらどの役を選びますか?
大和田:年齢的にはアキラをやりたいけど、でも俳優としてはユキみたいな役をできるようになりたいです
山下:ユキちゃんは何がいいと思うの?
大和田:全てを包括して人を受け入れられるところが良いです。しかもそれをナチュラルに表現しているところが良いと思います
山下:じゃあ共感するのは、ユキちゃんってこと?
大和田:いや、共感するのはアキラの方です
山下:どういうところに共感するの?
大和田:うーん…あんまり幸せになれないような人を好きになってしまうところ?
山下:あー。この人と一緒にいたら幸せになれないだろうなって傍から見ても分かるのに、その人のこと好きになっちゃう
大和田:自分だってわかってるんですよ、それを。でもすごい幸せにしてくれそうって人とは大体長続きしないで、関係が終了してしまいます
山下:いるけどねそういう人ね
大和田:はい。でもこれは笑って話せるようになったので、大丈夫です
山下:そうですか
大和田:はい




山下:今回のブログ連載は、大和田さんが企画したんですけども、何故これをやろうと思ったんですか?
大和田:Pitymanってあまりイベントとかをやらないじゃないですか
山下:そうね、恥ずかしがり屋さんだからね
大和田:そこに新たな潮流を持ってきたいと思ってやりました。今回、観劇三昧さんのリーディング公演と、観劇後のアフタートークと、ブログ連載とで、イベントの軸が3つあるんですね。一つは来場する前から楽しめるイベント、もう一つは来場した方に楽しんでもらうイベント、最後に全員が見られるところで何かやりたいと思って、それでブログの連載という形にしました。ブログだったらいつでもどこでも、終わった後だって見れちゃうじゃないですか。なのでそういうところが良いなと思いました
山下:みんなの話を聞いてく中で、作品に対しての印象が変わったりとかしましたか?
大和田:もともと好きな作品だけど、もっと愛着が湧きましたね。みんなの考えを聞いて、作品への理解が深まったからかなと思います
山下:たくさんの人に家族の話を聞いていく中で、印象的なことはありますか?
大和田 まず全員が違う状況で育って今ここに生きてることがすごく面白いと思います。例えば色んな傷とか、大切なものとか価値あるもの、影響を与えてくれたことがみんな違うっていう、それ自体がすごく面白いと思いますね

山下:この作品のメッセージはなんだと思いますか?
大和田:なんだろう、難しいな……絆、的な
山下:出た日本で最近流行ってるやつだ
大和田:え、だめ?
山下:いや良いと思うけど、俺は縛られるのがむしろ嫌だなって思うから
大和田:あ、そうですか
山下:もっとゆるく繋がってたいなって思うから。絆っていうとぎゅーって感じだから、逃れたくても逃れられないっていう印象の方が強いから
大和田:じゃあ、今のは無しでお願いします
山下:まあまあ。なるほどね、絆。ありだと思います。これからハミングを見る人に何か一言ありますか?
大和田:このブログを見てからでも、もちろん見てなくても、楽しめると思います。また千秋楽の翌日に、「あとがき」というエピローグを用意しています。それは山下由に私がインタビューしてるやつなんですけど、それもすごく面白いのでぜひ楽しみにしてて下さい。




第5回目は…
アキラ役・藤田りんごさんのインタビューです!!
(6/8更新予定)

お楽しみに!!