今日もアフリカ・ザンビア共和国の鳥を紹介します。
2016/12/11~16まで、ザンビアへ行ってきました。
日本にはホオジロという鳥がいます。ちょっとした草原であればよく見かける鳥なので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
これはアフリカ南部に分布するキンムネホオグロ Cabanis's bunting。
「ホオジロ(Emberiza)」の仲間なのですが、「ホオグロ」です。笑
夕刻、日が暮れる寸前のサバンナで見つけました。非常に距離があったので、かなりトリミングしています。
お腹の黄色が鮮やかで、シマアオジのような美しさを持っているホオジロ、じゃなくてホオグロです。
ちなみに英名の「Cabanis」ですが、ドイツの鳥類学者Jean Louis Cabanisが由来です。このように、人命を冠した名前、実はかなり多いのです。特に学名は発見者を種名につけるケースが多いのですが、英名でもチラホラと。
中にはご夫人の名前をつけたケース(Mrs. Gould)や、スポンサーである貴族(Saxony)の名前をつけたケース等もあって、どんなドラマがあったのか想像してしまいます
【森の宝石ヤイロチョウを求めて #01[ルソンヤイロチョウ(フィリピン)] 】
【 森の宝石ヤイロチョウを求めて #02[クロハラシマヤイロチョウ(ミャンマー)] 】
【 森の宝石ヤイロチョウを求めて #03[ミドリシマヤイロチョウとコシアオヤイロチョウ(ベトナム)] 】
【 森の宝石ヤイロチョウを求めて #04[オオヤイロチョウ(インドネシア)] 】
です。是非是非お手に取ってご覧ください。