先日、旅行作家協会の会合にゲストとして参加する機会があった。

旅行作家椎名誠氏、トレジャーハンター八重野充弘氏といえば、ピンとくる人も多いと思う。

会長は元NHKアナウンサーの下重暁子氏、副会長は冒険家の三浦雄一郎氏がヒマラヤから滑空するシーンを撮影したことで有名な小谷明氏と、曹操たる面々であった。

色々な方々とお話しする機会があったが、小谷氏との会話が特に印象的であった。
三浦氏の撮影に成功した当時(1970年)は、エベレストの登山基地となっているナムチェ村は現地のネパール人だけで、たまに物好きな登山家がやってくる程度だった。今ではまるで温泉街のような賑わいになってしまっている。
あの頃が懐かしい。
という話であった。

その話を聞いて思い出したのが、登山家中島健郎氏のある言葉。
中島氏はプロの登山家として名高いが、エベレストやK2のような既に前人が開拓したルート、山には目を向けず、一般人には名も知られていない、情報は唯一Google Earth程度という無名の山を制覇するのが何よりの喜びだそうだ。
「情報に溢れた世の中では、情報がないことが何よりの贅沢だ。」と語っておられたことが強烈に印象に残っている。

そういう意味では、今年のGWに行ったインドネシアのモロタイ島はそんな場所だったかもしれない。
ただ、既に外国人が足を踏み入れた場所、という点では手がかりがないわけではない。

全く情報のない場所。。。
インドネシアのSiao島、パプアニューギニアのルイジアーデ諸島か。

今までは情報がないことを嘆いていたが、気持ちを切り替える必要がありそうだ。

小谷氏、中島氏の姿勢を見習って、情報のない場所へ踏み入れることができることを喜びとしよう。




 

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