最近出版されたこの本。

 

インドネシア(マレーシア領ボルネオを含む、西パプアを除く)の鳥をまとめた秀逸の図鑑。

 

分類も最新のものを用いていて、「えーーー、これが別種になってるの!」と驚かされることばかりです。

 

という訳で、暇さえあればこの図鑑を眺めています。残念ながらAmazonでは在庫切れとなっているようですが、NHBS等、海外の書店ではまだ購入可能なようです。

 

このボルネオオオフクロウ(仮称)Bornean Wood Owlもそんな種の1つ。

 

 

オオフクロウ Strix leptogrammicaはアジア全般に広く分布する大型のフクロウですが、この図鑑によると、ボルネオおよびジャワ島に分布する亜種は声や形態において差があるのだそうです。

 

どこが違うのか、以前にアップしたマレー半島産の亜種と比べてみましょう。こちらをご覧ください。⇒

 

半島の亜種の方がやや色が濃いようですが、エゾフクロウとモミヤマフクロウほどの差ではないですよね。

 

この図鑑レベルで日本の鳥を分類しなおせば、50くらいは新たな種として昇格する種ができるかも??

 

 

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最後に宣伝です。読者の皆さま、是非ご協力を!!!

 

 

私が沢山執筆している、BIRDER(バーダー)2017年8月号 インコ・オウム大事典、好評発売中!

 

Amazonではなんと在庫切れ!(Amazonに出店している書店からは購入できますが、定価より高めの値段設定になっています。)

 

出版元の文一総合出版のサイトからは、通常価格での購入が可能です。こちら⇒

 

 

本誌の巻末にあるアンケート葉書を是非投函ください!これが次の大きな一歩に繋がります。

 

どうぞよろしくお願いいたします(`・ω・´)ゞ

 

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