インドネシア・スマトラ島のジャングル。

世界で6番目に大きな島であるスマトラ島には、20以上もの固有種が生息しています。
これまでにも何種か紹介してきましたので、お忘れの方、是非以下リンク先をご覧ください。
スマトラルリチョウ
スマトラハシナガサザイチメドリ
スマトラキヌバネドリ
タテジマヒヨドリ


このシロビタイコンヒタキSunda Robinは、以前に紹介したコンヒタキWhite-tailed Robinに近縁な種ですが、和名のとおり、白い額がとても特徴的で美しい鳥です。
インドネシアのジャワ島とスマトラ島の、比較的標高が高い森林に生息していますが、数はさほど少なくないものの、中々人前に姿を現さない性質の持ち主のため、良い写真を撮るのは容易ではありません。


ちなみにこのシロビタイコンヒタキ、将来的にはジャワ島のものとスマトラ島のものは別種に分かれる可能性が高いとか。同じような例は他にも沢山あるのですが、ジャワ島は開発が進んでいるため、どの種も数が激減してしまっていて、観察・撮影は非常に困難な状況です。

ジャワ島のシロビタイコンヒタキにも、いつか出会いたいものです。