ボルネオ、ダナムバレーの夜。
連日連夜快晴で、天の川が空から落ちてくるのでは?と思わせる満天の星空でした。
かつて島の大部分を覆っていた熱帯雨林のうち、その9割を失ったと言われるボルネオ。
かろうじて残された森には、沢山の貴重な生き物が暮らしています。
このクリイロリーフモンキーMaroon leaf monkeyはボルネオ固有の猿の仲間。
幸いにも個体数は少なくないようですが、100%森林に依存する種のため、森林の破壊と共に姿を消していっているようです。
ヒトとチンパンジーのゲノムを比較すると98%以上が同じという学説があるそうですが、このクリイロリーフモンキーはどうなのでしょうか?
カメラを向ける私に、一体どんな思いを持っているのか。
彼らと会話してみたいと思ったのでした。
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