読者の皆さま


大変ご無沙汰しております。



諸事情によりブログから遠ざかっておりましたが、復帰できそうな目途が立ちつつあるため、久々に更新してみたいと思います。


キナバル山
5/1から今朝まで、ボルネオに行ってました。

前半戦は秘境とも言える場所で野営、ここでは世界でまだ30人しか見たことのない鳥をはじめ、ボルネオ固有種の中でも最高峰の位置に属する珍鳥たちを撮影しました。


後半戦はボルネオで最も有名な観光地の1つ、キナバル国立公園でののんびり探鳥。

画像は標高4095mにもなるキナバル山。


ここで狙う鳥は沢山いましたが、最も見たかったのがこの鳥です。


ノドグロキヌバネドリ
ノドグロキヌバネドリWhitehead's Trogon。

ボルネオ固有のキヌバネドリの仲間。アジアには12種のキヌバネドリが分布していますが、このノドグロキヌバネドリの美しさはその中でも最高クラス。

今回、目の前10mの場所に飛んできてくれました。

ノドグロキヌバネドリ
しかも、雌も一緒に、というアンビリーバブルな状況。


今後、このキナバル国立公園を仮に100回訪問したとしても、これ以上の画像を撮影できる自信がありません(´∀`)
(欲を言うと、尾羽の巻き込みが残念なのですが・・・)

ちなみに、このノドグロキヌバネドリの英名「Whitehead's」ですが、イギリスの自然探検家John Whiteheadに由来しています。

そして、ボルネオにはこのノドグロキヌバネドリ以外にも「Whitehead's」を冠した鳥が2種います。Whitehead's BroadbillオオミドリヒロハシとWhitehead's Spiderhumterゴマフクモカリドリ。

これらを1つの旅の中で全部見ると、「Whitehead's hat trick」という栄誉?を与えられます。

最近ではハットトリックを達成するのは非常に難しくなっているそうですが、果たして、どうだったのでしょうか?


PS.今日でまた年齢を1つ重ねてしまいました。永遠の40歳を標榜したいところですが、今回のボルネオで体力の衰えを痛感。鍛え直さねば・・・・