昨日の記事ではお見苦しいものを見せてしまいました。汗

いくつかご質問をいただきましたので、この場を借りて返信させていただきます。

Q:ヒルに噛まれたら痛いですか?
A:痛くありません。むしろ、いつのまに噛まれたの?というケースばかり。
  何故なら、ヒルは噛まれたことを気づかせないように、痛みを麻痺させる成分を吸血時に同時に注入するからです。これが厄介で、出血が止まらなくなるんです。
成分自体に毒はないのは幸いですが、かさぶたができても痒くて掻き毟ってしまいます。

Q:色白ですか?
A:すいません、フラッシュで白く写ってますが、私は色黒です。よく東南アジア人に間違われます(→o←)ゞ




世界遺産シンハラジャの森。険しい山肌の部分だけ残った森のため、アプローチには4WDのジープが必要です。

ジープで揺られること数分、何故かエンジンが止まりました。

ドライバーが「あれを見ろ。」と指差した先には・・・



セイロンガマグチヨタカ

木の枝に器用に化けた鳥が鎮座していました。セイロンガマグチヨタカSri lanka Frogmouthです。

この個体は雌のようで、抱卵中とのことでした。

ガマグチヨタカはヨタカに近縁なグループですが、樹上で営巣する点が、地上で営巣するヨタカと大きく相違します。


セイロンガマグチヨタカ
「がま口」の名の通り、夜間巨大な口を開けて飛び回り、餌となる昆虫等を捕食します。

昼はとても眠たいのでしょう。時折薄目を開ける程度で、ひたすらじっとしていました。


セイロンガマグチヨタカはインド南部とスリランカに分布します。ガマグチヨタカの仲間は全部で15種ほどいますが、このセイロンガマグチヨタカは最も西部に分布する種です。

これまでに、フィリピンガマグチヨタカジャワガマグチヨタカを紹介してますので、こちらも合わせてご覧下さい。特にフィリピンガマグチヨタカの記事は面白いので、是非ご覧下さいませ。