キンバト(Emerald Dove)


6/15~17まで宮古島に行ってきました。
本島、石垣、西表、与那国には数え切れないほど訪問している私ですが、宮古島は初めて。

島の成り立ち上、固有種が少ないというのが、何となく宮古島に足が向かなかった理由の1つですが、鳥の他にも魅力的な生き物がいるということで、ついに訪問を実現させることになりました。

狙いの鳥を含め、いくつか写真を撮ることができましたので、いくつかアップしてみたいと思います。
$feathercollector's diary-キンバト

まずはこの鳥、キンバトEmerald Doveです。

東南アジアからオーストラリアにかけて分布する森林性のハトですが、日本の宮古島が世界的に分布の北限に当たります。

国の天然記念物にも指定されているこの小型のハト、日本産鳥類の中でも屈指の美しさを誇り、バードウォッチャー垂涎の鳥でもあります。
$feathercollector's diary-キンバト

昔は石垣島でこのキンバトが確実に見られるポイントがあったのですが、残念ながらその場所は現在なくなってしまいました。
そのため、宮古島が現時点ではキンバトが見られる可能性が最も高い場所になります。

この個体は雄。恐らく近くで営巣しているのでしょう。巣材を集めて近くの茂みに飛んでいきました。

この美しいハトが、次世代への命を繋ごうと頑張っている様子を見て、エールを送らずにはいられなかったのでした。