万物の根源の名を造った古代人 | カタカムナの共鳴

カタカムナの共鳴

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「イキモノ」 と 「モチモノ」 の間

万物をつくりたもう根源を「カタカムナ」と名付けた
古代人がかつての日本に居た。

その古代人は「カタカムナの歌」と称する
四十八音からなる歌をつくり
カタカムナといふ図の作り方を人々に教えていた。

その歌もなかなか凝った造りになっており
いくつもの意味を重ねて
四十八音の思念を響きから取り出し
図で表したものだった。

図の造りは単に十字を書いたり
〇を書いたり、その周りにも小さな丸を書いたり、
とても簡素な表現であった。

これは何を意味するのか
目には見えないけど現代人なら分かる
電氣といふものの特性を記述している。

電氣には+と-の性質があり、
これらは引き合ったり、反発したり、
対になって回転したりする性質があり、

実際に物を見る立場に立ってみれば、
磁氣の働きとして観察できる。

電氣はあらゆる生き物に欠かすことのできぬ
必須の要素でありながら
電氣そのものの特質については
かなり見逃されていた。

これだけ家電製品の恩恵に授かりながら
電氣そのものについては知らないといふ。

古代人は直観(体感)から
ものごとをわきまえたのだが
現代人は物体から
ものごとをわきまえるようである。

物体のことは「マリ」という表現で
古代人は表した。

体感するものは「マ」とでも言おうか。
「マ」によって
四十八音の意味(思念)を感じたのだった。

「マ」とは 間 であって
空間でもあり、時間でもあるが、
この時間と空間の捉え方が
現代人とはかなり異なっている。

空間は「アマノウヅメ」で捉えていた。
「ア」はあらゆるもの一般の思念であるが、
これだけ見ても、その違いが浮き彫りになる。

現代人はたくさんのものを対象にする
言葉を使わず、その言葉は常に物体に依存していて
物体から袂を分かつことができないでいる。

それぞれの物体をまとめて「ア」と示した
古代人に敬意を表したい。
その古代人も、我々日本人のご先祖さまであるから
親しみ深いものでもあるんだけど。

「ウヅメ」は渦の目といふ意味で
磁氣のように巻いているような感じを
現わした言葉だった。

あらゆる「マ」の渦の目がある といふ感じ。

渦については感じられるだろうか。

例えば、
あぁ、今のマスコミは現政権を落としにかかっているな
といふ渦はすぐに思いついた。

トランプ大統領返り咲きのことを言えば
あぁ、日本は戦争に負けてアメリカの事実上の
植民地であるなぁ、だから、人の国の大統領とはいえ、
そんなことを言うのは当然だろう、

という渦を感じる。

先に示した 日本の国旗の記事 は
そんな本来の精神的な在り方を思い出そうと
私が載せたものだった。

読者も国旗を見て、感じてみてくれ。

何か古代人の思念が浮かぶのではないだろうか。