こんにちは。

今日は少し、私自身のことを書いてみようと思います。

私は昔からどちらかというとネガティブな人間でした。

転勤族だったこともあり、

「ここなら安心できる」

そう思える場所を見つけるまでに、いつも時間がかかりました。

やっと安心して話せる人ができた。

やっと居場所が見つかった。

そう思った頃には、また環境が変わる。

そんな繰り返しでした。

そして息子の不登校。

そこから私の世界はさらに狭くなっていきました。

不登校のことを話せば、
暗い話になる。

きっと周りを困らせてしまう。

楽しそうにしていてはいけない。

私だけ笑ってはいけない。

そんな思いを抱えていました。

今思うと、

誰かに言われたわけではありません。

私自身がそう思い込んでいただけでした。

でも当時は本気でそう感じていたのです。


40代半ばになった頃。

子どもたちは少しずつ大きくなり、

ふと立ち止まりました。

「私は何のために生きているんだろう」

「子どもが巣立ったら私はどうなるんだろう」

「今さら何かを始めるなんて無理だよね」

そんな思いが頭を巡っていました。

だけど現実は変わりませんでした。

むしろ苦しくなるばかり。

息子の状態も悪化し、

家族関係もギクシャクし、

私はどんどん自分を責めるようになりました。


そんな時に出会ったのがコーチングでした。

最初は驚きの連続でした。

「そういうことだったのか」

「だから苦しかったんだ」

今まで誰にも教わらなかったことばかりでした。

学ぶたびに心が軽くなっていきました。

今までの人生の失敗も。

後悔も。

遠回りも。

全部意味があったんだと思えるようになりました。


私は一度、
やっと社会復帰できた職場を辞めています。

息子のリストカットを見たからです。

あの日、

まずは命を守ろう。

そう決めました。

本当は悔しかった。

働きたかった。

社会とつながりたかった。

だけどその悔しさを、
私は息子に向けてしまうこともありました。

今ならわかります。

私も苦しかったんです。


そんな私が少しずつ変わっていきました。

本音を話せるようになりました。

助けてと言えるようになりました。

弱さを見せられるようになりました。

すると不思議なことが起きました。

私を否定する人は誰もいなかったのです。

ずっと怖かったのに。

ずっと嫌われると思っていたのに。

本当は違いました。


そして何より、

私が変わり始めると、
息子も変わり始めました。

子どもは親が思う以上によく見ています。

親が安心を取り戻すと、
子どもも安心を取り戻していく。

私はそれを自分の家族で体験しました。

だから今、

私はコーチとして活動しています。

不登校をなくしたいからではありません。

お母さんが一人で抱え込まなくていい社会をつくりたいからです。

かつての私のように、

誰にも言えず、

苦しさを抱えたまま笑っているお母さんへ。

大丈夫。

あなたが悪いわけではありません。

そして、

今まで頑張ってきたことにも、
ちゃんと意味があります。

私はそう信じています。


最後に、

もし今、
一人で抱えていることがあるなら、

まずは一人で頑張り続けなくても大丈夫です。

私自身がそうだったように、

誰かに話すことから、
人生は少しずつ変わり始めるのかもしれません。