初めて人の「死」に触れたとき | こころ探検カウンセラーあつこのブログ♡誰かの【好き】じゃなくて、自分の【好き】を大切にしよう!

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私が悩んで来たこと•••離婚?親?人間関係?紐解いてみると結局いつも、自分のことが好きになれなかったことが原因でした。自分のことが好きになれたら、世界が変わって見えた♡私は現在、大好きな中国語に囲まれて働いてます♪


職場の同僚が突然亡くなって、
葬儀に参加してきました。

葬儀の前日は、
動揺してて、布団に入ってもなかなか眠れなくて。

ずーっと、頭の中でぐるぐると考え事をしていました。


そんな中で、
おじいちゃんが亡くなった時の、
ある場面を、
思い出しました。

というよりも、
おじいちゃんの葬儀に関しては、
そのことしか覚えていないということに、気がつきました。


私にとって、
初めて、
人の「死」に触れたのは、
一緒に住んでいたおじいちゃんが亡くなった時。

高校1年か2年の時。

七夕の日に亡くなったおじいちゃん。

当時は、私の家の周りも、
まだまだ自宅で葬儀を行うことが多くて、
おじいちゃんの時も、
私の自宅で葬儀を行いました。

いつの間にか、
家には同じ地区のおばさんたちが集まって、
いろいろ準備したりしていました。

自分の家なのに、
たくさんの人が自由に動いていて、
自分の家じゃないみたい。

人見知りで、
人と話すのが苦手だった私は、
何をしていいのか、
これから何が起こっていくのか全然わからなくて、
不安な気持ちを抱えたまま、
妹と弟と一緒に、
部屋の中をウロウロしていたんじゃないかと思う。


私は、1人のおばさんに、

「ホトケさんはいつ帰ってくるの?」

という感じで、声をかけられた。

「••••••。」
私は固まって、
何も答えられなかったような気がする。

その時は、
おじいちゃんが
「ホトケさん」
と呼ばれることに違和感を感じて、
戸惑っているのかなと思っていたけど、

今、思い出してみて、
あの時の私の気持ちを感じようとしてみて、
その時の私が、
本当はどう感じていたのか、
やっとわかってあげられた気がする。

あの時の高校生の私は、
こんな風に感じていたんだよね。


私のおじいちゃんなのに、
なんでホトケさんなんて、そんな冷たい呼び方するの?

少し前までちゃんと生きてたのに、
どうして突然そんなに態度を変えるの?
ちゃんと、人として扱ってほしい。
ちゃんと、大切なわたしのおじいちゃんとして、扱ってほしい。

帰ってくるのは、
私のおじいちゃんなんだよ。
今までみたいに、としおさんって、
ちゃんと呼んでよ。


思い出した気持ち、
やっとわかってあげられたわたしの気持ちを、
声に出してボソボソっと呟いてみてあげた。


涙が出た。
電車の中なのにアセアセ

あぁ、
私は、私の大切なおじいちゃんが、
死んだら急に、
「死んだ人」として扱われたのが悲しかったんだなぁ。

私のおじいちゃんが、
全く知らない別の人みたいに言われているように感じて、
とっても悲しかったんだなぁ。

私の、家族の一員のおじいちゃんとして、
今までと態度を変えずに、
接して貰えなくて、
悲しかったんだなぁ。

そして、
その悲しみを、
誰にもわかって貰えず、
自分にさえも気付いて貰えず、
誰にも伝えられなかったことが、
ずーっと、
心残りになってたんだなぁ。


おじいちゃんが死んだことも、
もちろん悲しかったはずだけど、
15年以上もたって、
思い出す悲しさは、
この場面の悲しさだった。


その、
悲しかった気持ちを、
やっと私自身がわかってあげられた。
声に出して呟きながら、
悲しかったねーって、
イメージの中の、
高校生のあつこを優しく抱きしめながら、
何度か、私の気持ちを呟いてあげた。

涙が出たのは、
悲しかった気持ちを、しっかり感じてあげたから。
そして、
私が私の気持ちを、ちゃんとわかってあげることが出来たからだと思う。

とっても気持ちがスッキリして、
ふんわり、やわらかくて、あたたかい気持ちになった照れ


また、私のこころに刺さってた、
小さな小さなトゲが1つ、
抜けたのかなぁ、って思う。


こんな風に、
自分の気持ちを考えて、
癒してあげられるようになってきたのは、
何度も何度も何度も。
繰り返してワークをしてきたからだと思う。
その成果は、
ちゃんと現れているんだなぁ、って。
しみじみと感じることができた。


大人になった私は、
近所のおばさんが、
おじいちゃんのことを「ホトケさん」って言ったのは、
決して意地悪したわけじゃないし、
大切に扱ってなかったわけじゃないってこと、
ちゃんとわかる。

でも、
初めて「死」に触れたあの時の私は、
傷ついてしまっていたんだなぁ。

もしかしたら、
大人が普通に使う、
「遺体」とか「ご遺族」
とかの言葉にだって反応して、
私と同じように、傷ついている人もいるかもしれない。


自分がどんな言葉に反応するのか、
言われた相手が、
どんな言葉に反応するのか、
それは、やっぱりわからない。

でも、
こうして、
自分が自分の気持ちをわかってあげることが出来れば、
ちゃんと傷は癒されていくんだね。


みんな、
トゲみたいな、
小さな小さな傷を、
たくさん抱えているんだろうなぁって思う。

1個ずつ、
一緒に抜いていこう。

一緒に癒されていこう照れ



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