職場の同僚が突然亡くなって、
葬儀に参加してきました。
葬儀の前日は、
動揺してて、布団に入ってもなかなか眠れなくて。
ずーっと、頭の中でぐるぐると考え事をしていました。
そんな中で、
おじいちゃんが亡くなった時の、
ある場面を、
思い出しました。
というよりも、
おじいちゃんの葬儀に関しては、
そのことしか覚えていないということに、気がつきました。
私にとって、
初めて、
人の「死」に触れたのは、
一緒に住んでいたおじいちゃんが亡くなった時。
高校1年か2年の時。
七夕の日に亡くなったおじいちゃん。
当時は、私の家の周りも、
まだまだ自宅で葬儀を行うことが多くて、
おじいちゃんの時も、
私の自宅で葬儀を行いました。
いつの間にか、
家には同じ地区のおばさんたちが集まって、
いろいろ準備したりしていました。
自分の家なのに、
たくさんの人が自由に動いていて、
自分の家じゃないみたい。
人見知りで、
人と話すのが苦手だった私は、
何をしていいのか、
これから何が起こっていくのか全然わからなくて、
不安な気持ちを抱えたまま、
妹と弟と一緒に、
部屋の中をウロウロしていたんじゃないかと思う。
私は、1人のおばさんに、
「ホトケさんはいつ帰ってくるの?」
という感じで、声をかけられた。
「••••••。」
私は固まって、
何も答えられなかったような気がする。
その時は、
おじいちゃんが
「ホトケさん」
と呼ばれることに違和感を感じて、
戸惑っているのかなと思っていたけど、
今、思い出してみて、
あの時の私の気持ちを感じようとしてみて、
その時の私が、
本当はどう感じていたのか、
やっとわかってあげられた気がする。
あの時の高校生の私は、
こんな風に感じていたんだよね。
私のおじいちゃんなのに、
なんでホトケさんなんて、そんな冷たい呼び方するの?
少し前までちゃんと生きてたのに、
どうして突然そんなに態度を変えるの?
ちゃんと、人として扱ってほしい。
ちゃんと、大切なわたしのおじいちゃんとして、扱ってほしい。
帰ってくるのは、
私のおじいちゃんなんだよ。
今までみたいに、としおさんって、
ちゃんと呼んでよ。
思い出した気持ち、
やっとわかってあげられたわたしの気持ちを、
声に出してボソボソっと呟いてみてあげた。
涙が出た。
電車の中なのに![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
あぁ、
私は、私の大切なおじいちゃんが、
死んだら急に、
「死んだ人」として扱われたのが悲しかったんだなぁ。
私のおじいちゃんが、
全く知らない別の人みたいに言われているように感じて、
とっても悲しかったんだなぁ。
私の、家族の一員のおじいちゃんとして、
今までと態度を変えずに、
接して貰えなくて、
悲しかったんだなぁ。
そして、
その悲しみを、
誰にもわかって貰えず、
自分にさえも気付いて貰えず、
誰にも伝えられなかったことが、
ずーっと、
心残りになってたんだなぁ。
おじいちゃんが死んだことも、
もちろん悲しかったはずだけど、
15年以上もたって、
思い出す悲しさは、
この場面の悲しさだった。
その、
悲しかった気持ちを、
やっと私自身がわかってあげられた。
声に出して呟きながら、
悲しかったねーって、
イメージの中の、
高校生のあつこを優しく抱きしめながら、
何度か、私の気持ちを呟いてあげた。
涙が出たのは、
悲しかった気持ちを、しっかり感じてあげたから。
そして、
私が私の気持ちを、ちゃんとわかってあげることが出来たからだと思う。
とっても気持ちがスッキリして、
ふんわり、やわらかくて、あたたかい気持ちになった![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
また、私のこころに刺さってた、
小さな小さなトゲが1つ、
抜けたのかなぁ、って思う。
こんな風に、
自分の気持ちを考えて、
癒してあげられるようになってきたのは、
や
何度も何度も何度も。
繰り返してワークをしてきたからだと思う。
その成果は、
ちゃんと現れているんだなぁ、って。
しみじみと感じることができた。
大人になった私は、
近所のおばさんが、
おじいちゃんのことを「ホトケさん」って言ったのは、
決して意地悪したわけじゃないし、
大切に扱ってなかったわけじゃないってこと、
ちゃんとわかる。
でも、
初めて「死」に触れたあの時の私は、
傷ついてしまっていたんだなぁ。
もしかしたら、
大人が普通に使う、
「遺体」とか「ご遺族」
とかの言葉にだって反応して、
私と同じように、傷ついている人もいるかもしれない。
自分がどんな言葉に反応するのか、
言われた相手が、
どんな言葉に反応するのか、
それは、やっぱりわからない。
でも、
こうして、
自分が自分の気持ちをわかってあげることが出来れば、
ちゃんと傷は癒されていくんだね。
みんな、
トゲみたいな、
小さな小さな傷を、
たくさん抱えているんだろうなぁって思う。
1個ずつ、
一緒に抜いていこう。
一緒に癒されていこう![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
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今日4月23日は、
群馬県高崎市で、
13:15から
のぞみ塾インナーチャイルドヒーリング道場が初開催です![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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当日参加も可能なので、
癒したいキズを見つけてしまった人!
高崎市総合福祉センターで、