トラウマが取れた話 | 心の傷を治し、喜びの中で生きる。RCメソッド認定カウンセラー

トラウマが取れた話

自己紹介は→こちら

 

こんにちは

はなえです

 

普通のブログを書くのが久しぶりですが

おととい師匠である万紀子さんのカウンセリングを受けまして

久々に大き目のトラウマが外れたので、その体験談など。

 

忘れぬうちにご紹介しようかなと。

もう忘れそうですけど(外れたトラウマは記憶から薄くなっていきます)

 

で、長いです。

時間があるひとだけでも読んでいただければ(笑)

 

----------

●前置き

私はこの5年ほど、夫に経済的に依存している自立していない自分という状態から卒業したいと思っていました。夫の扶養に入っているのは楽ですが、いざ何かあった時に一人で立てない、という状態から、一人の自立した人間になりたくなったのです。

コツコツカウンセラーとして、また多方面で事業は順調にゆるやかに伸びていましたし、私の意欲もありましたが…

 

●近況

今年に入ってからなにか不調を感じ始めていました。

体調はいいし、仕事も順調です。

でもなにか滞りを感じていてそれが何かはハッキリとしませんでした。

慢性的な疲れのようなものと、習慣飲酒が増えて、なんだか身動きがしにくい感覚がしていました。

 

仕事が順調であることで、夫の扶養から抜けるという、自立の道が見えてきました。夫への経済的依存からの卒業が、見え始めてきて、喜ばしいはずですが、それは同時にここから売り上げを伸ばさなければならない勝負どころでもありました。でも売り上げを伸ばすためにいま下準備をしなければならないのに、仕事終わりの夜には晩酌をしてのんびりしていました。

夜に晩酌をしてのんびりするのが悪い事なのではなくて、私の願い、やりたいこと(思考)と、そのために実行しければならないこと(行動)に矛盾がありました。

 

例えば心の状態でよくあることですが

休みたい、と思っているけれど休めない状況に置かれるというのは、本音に「休めない」「休んではいけない」というのが隠れています。

そのように、頭で考える事と行動が矛盾ている場合、だいたい顕在意識と潜在意識にズレがあります。

 

私の今回の場合は、今、2~3年後に向けて、土台を作って大きく踏み出す準備の時に、夜の空き時間にやりたいことや出来ることなどいくらでもあるのに「動けない」という状況になっていました。矛盾があります。

 

やりたい、と思うのに、お酒を飲んで「何も考えたくない」となります(お酒を飲む理由がストレスなどではなく考えたくない、なのはなんとなく気づいていました。)

 

このブログを見てくださればわかりますが今年、ほとんど記事を書いておりません。そういうことです。

カウンセリングの技術などはむしろ伸びておりますし、ほかの方面の仕事でもぐんぐんと能力は伸びていたので、そこは問題ないところも違和感でした。

 

 

●カウンセリングで見えたもの

さて、習慣飲酒は体に悪いからそろそろやめたい、というところと、経済的自立についてカウンセリングで相談しました。

その流れで出てきたのが自立する事への抵抗と不安と恐れでした。

これが今まで潜んでいて、ずっと出てこなかったのは子ども4人を養うのは無理だったからだと思います。

以前から、せめて二人なら私の力でもなんとか、とは思っていました。

そして今年は、一番上の子が成人し、来年には二人目も成人します。進学するので扶養は続きますが、実質、養う子は二人になったというのが見えたこともありました。

経済的自立、が具体的に目の前に迫っていた事から、トラウマが自立を阻み、私を動けなくさせていました。それが「考えたくない」であり、仕事をここから伸ばすことの足かせになっているものでした。

 

※ちょっと補足ですが、夫婦関係の境界線を整えるのに「エア離婚」をお勧めする場合があります。結婚しているけど、離婚したつもりになって、というかかわり方です。私の場合も経済的自立については「もし離婚したら」という想定で考えており、離婚するかどうかにかかわらず「いつでも離婚できる自立した状態」を目指しています。経済的依存なので、依存から抜けるために。

 

●トラウマの正体

私の中に残っていたトラウマは、幼いころの貧しさでした。しかし、お金がない事それ自体は、トラウマではなかったようです。

私のトラウマは「無力な子供である自分」が父に対して「健全な依存」ができなかったが理由でした。

父は勤勉でよく働く人でしたが、ギャンブル依存症でした。

そして、母がいつも口癖のように言っていたのは父に対して「結婚するときに養ってくれると約束した!」と責めていたことでした。

養ってくれるはずの父が、給料袋を持ったままギャンブルに行ったり、家族に秘密で借金を重ねるのです。

もしこれが、親に対して健全に依存して安心して過ごせていたら、守られていいんだなという感覚や、大人になったらこんな風に自分や子供を養うんだなという感覚がきちんと育ったと思います。

ですが私の父への依存は、不安と恐れにまみれ、健全な依存をさせてもらえなかったことがトラウマになりました。

そして、父の不安定さと共に母の「養ってくれるって!」という攻めの言葉が私の中で、「養ってもらう」という価値観に縛られることになりました。

母も父に依存していたのです。

 

 

※補足。健全な依存と私が言うのは、例えば赤ちゃんが泣けば母乳をもらえるという安心感のようなものです。助けを求めれば親が来る、不快感があれば解消してもらえる、不安な時は抱っこしてもらえる、そのような健全な依存から、安心を覚えて一人で歩いて行ける、という土台になる部分を健全な依存と呼んでいます。

 

 

●結婚相手の選び方

結婚願望の強かった私は10代のころから結婚相手に望むものが明確でした。

・きちんと務めている会社員

・公務員

まず、これが絶対条件でした。イケメンかどうかとかそんなことはどうでもいい。

きちんと務めていて安定収入があり、自営業などでは無いこと。父は自営業であることと季節労働のような面もあり収入が不安定でした。

 

不安定というところから「安定収入」が絶対条件になったのだと思います。

そしてそれ以外にハッキリ覚えていた事

「養ってもらわなきゃ」 でした。

それは「父以外の依存先に乗り換えなければ」という泥の船からの脱出でした。実は私はめちゃくちゃ働く人間なので17歳のころには月収20万を達成するくらいバイトしてました。20歳のころにも40万とかは普通に稼いでいました。

稼ぐ力が昔からあったのです。

自分で自分を養える力があるという事実に気が付かず依存先を求めて結婚相手を探していたというのがカウンセリングの中でハッキリと思い出しました。

 

私は依存先を父から夫に変えたのです。

依存するという事は、自分の人生や決定権を相手に明け渡してしまっているところがあります。

 

確かに私は夫から離れたくても離れられないという状況になっていきました。

夫への執着もありました。

 

 

●鎖が外れた感覚

なぜ夫の依存から離れるのがそれほど難しかったかというと、トラウマに関連して私は「自分で自分を養う」ということを決意できるほど育っていませんでした。

親元できちんと受け取って学んで卒業してきてないのです。

誰か私を・・・というわけで、夫から離れればまた孤児になってしまうわけです。

今回はトラウマできちんと整理して解決し、私は自分を自分で養う決意をしました。

はい、ここまで来て、ようやく夫への依存から抜ける第一歩を大きく進むことができました。

カウンセリングから2日経過して、急に頭がクリアになりました。

まるで脳や思考に重い鎖がからまっていたようなものが取り去られたような感覚になり、トラウマの解除完了を感じました。

そうすると、思考がスッキリとしてどんどん頭が回ります。

自立のために、いろんな方法がある事にも気づきます。

視界がひろがっているのです。

2日のタイムラグは、おそらく今回のトラウマは人生のほとんどの場面に関わる事であり、脳内の再構築に時間がかかっていたんだと思います。とはいえカウンセリングで整えちゃえばあとは脳が勝手にやってくれるのでいいんですけど。

 

そして、視界が開けてから「1か月の手取りをもう5万程度増やせたらもう私自立できるってとこまで来てた」ということに気が付きます。

 

いうなれば、霧の中を歩いていてゴールが見えなかったけれど、ふと霧が晴れたら、もうゴールは50メートル先だった、という感じです。

すでにゴールは目の前だったんです。

 

そこでわかりました。

私がなにか滞りを感じてお酒を飲むようになって・・・というのは

潜在意識がストップかけてたのです

 

「やばい!あと少しで自立できちゃう!やめろー!」とトラウマが私を拘束して考えることをさせないようにしていたのです。

自立達成直前で、前に進ませない。

 

私のトラウマは夫への依存を続けさせようとしました。

 

 

●行動の変化

さて、カウンセリングを受けた当日、翌日は

飲酒しました。

「明日お休みだからいいか~」

というダイエットは明日から的な。

 

しかし頭がスッキリしてトラウマ解除完了した後

お酒を飲みたい衝動が出ませんでした

「いやいや!それよりやりたいことあるから!このことブログに書きたいし!!」という意欲のほうが強かったです

調べたいこともたくさんあったし

身体のために運動もしたい、今日運動してないからー!と1時間チャリ乗り回して走ってきました。

 

考えたいことたくさんあるから、お酒飲むのがもったいないです

ブログ書いてたらもう深夜だし、あー、時間が足りない!

 

ってことで、トラウマが外れると思考だけではなく、行動も変わるんですよね。

 

 

●おわり

はい、というわけで長い文章お疲れさまでした。

トラウマ外れるってこんな感じなんですよー

そして、自分が束縛されているという自覚はまず持てません。

持てないので、師匠にやってもらう必要があるんですよ。

ブラックジャックみたいに自分の腹を開いてオペするのはやっぱり嫌ですからね。簡単なのなら自分でやりますけれど、今回のように大き目のものは無理ですね。

でも私もご依頼受けたら、心の整理もトラウマ外しもやりますし、できますし、ぜひカウンセリング受けてくださいね。

 

 

カウンセリング受けてから解除完了まで2日もかかるのは私にしては長すぎます。つまりそれくらい大きな変革です。

今後どれくらい脳内変革が起きているのか観察してみたいと思います(自分はいつでも研究対象)

縛りが取れたので、売り上げ伸びると思います。

どの方面の仕事が成長するかな~

とは思いつつ、売上伸ばすために、事業の剪定はしそうです。

 

この2~3年、楽しくなりそうです。

 

 

 

 

👇各種申し込みにっこり

カウンセリング

2023年10月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怒らなくてよくなるグループワーク

怒りや不安などの感情に振り回されなくなるためのグループワーク

最低開催人数2名。


グループワークお申込みフォーム