境界線を侵害しない頼み方
自己紹介は→こちら
「境界線をひく」 ということを意識して、他者に対して侵害しないようにしよう、と思う時に、他者よりもすごく離れたところに線を引き、頼りづらくなってしまうことがあります。
でも本当は、人が互いを補い合う事で社会は成り立っています(それが、各国や、共同体や家族などのなかで方法としてうまくいっているかどうかは別として)
人間は、助けて貰う生き物です。
亀のように生まれた直後から、自分一匹で海に向かって歩いて行き、泳ぎだして生きて行く、という事はできません。
何も出来ない乳飲み子から人生がスタートします。
そして育てば、助けられる側から助ける側にもなっていきます。
でも、助ける側になっても、助けられることもある。
そういうときに、境界線を侵害しなくても助けて貰える事がベストと言えます。
なので、境界線を引くからと行って、他の人に頼らないという生き方になりすぎないように注意する必要があります。
では実際に、他者に何かを頼んだり、甘えたり、何かして欲しいときに、1つのコツとして言えるのは
【断る選択肢を与える、断りやすいようにしてあげる】事が必要です。
★ ○○をやってください。
★ ○○をやってもらうこと出来る?
前者には、断るという前提がなくお願いされているので、断りたいときには、やってよという前提を乗り越えて断らなければならないので、負荷が大きくなります。
後者は、やって貰うことを、承諾して貰えるかどうか、お伺いを立てています。つまり、最初からYESかNOを選択できるように質問されています。
ほんの少しの言い方で、境界線を越えないようにすることが出来ます。
心の面でも、言葉と同様に 「相手にはやらない権利がある」 を認めるようにします。
何かして欲しいと思っても良い。その自分の気持ちは無理に我慢させる必要はありません。なので、他者に頼むということで動き出してかまわないのです。
相手のNOを尊重する。
でも相手がYESの気持ちで応えてくれるならば、ありがとうとその善意を受け取ればいい、というわけです。
ちょっとしたコツが少しわかるでしょうか?
ちょっと意識して、頼んでみたらいいですね。
また、これまで遠慮して他者に頼めなかった方も、NOを尊重してあげれば頼んでも良いんだなと思えたら良いと思います。
・甘えられない、頼めない
・頼っても良いんだよ、と、どうしても自分に許可出来ないとき。
・してくれない、やってくれない、という思いで悶々としてしまったり、怒りを感じてしまうとき
こういうことでお悩みの時はカウンセリングで相談です。
2020年 1月のご予約はこちら
アダルトチルドレンバーがあるよ!!
↓↓↓