ママ友のゴタゴタ
仲良く楽しくわいわい
気が置けない友人に恵まれることもありますが
ママカーストだの、ママトラブルだの、テレビで見ているとたくさん問題があるようですね。
まず、女性は境界線がゆるい、というのが前提にあります。
これを言うと娘たちが誤解していたのですが
《境界線がゆるい≠良くない》 ではありません。
境界線がゆるく、共感能力が高いことにより、赤ちゃんや他者に細やかなケアをすることがあります。性質に合ったことであり、その性質そのものは悪くありません。
ただ、大事なところではしっかり引けたらトラブルにはなりにくいのです。
この前提を元に、トラブルが起こる原因のいくつか
・個々の自己肯定感が無い
・ゆえに承認欲求が強い
・境界線を過度に侵害
本当は自分が他者から気に入らない発言を引き出しているのに、完全なる無意識のため「こんなこと言われた!傷ついた!!」って事があったり
自分のコンプレックス故に、比較したりマウンティングしたり
特に境界線は、《相手がこうあるべきだ》も含まれます。
いい人でいることや、こんな事をすべきではない、という境界線の侵害。
相手に自由をあげられないのです。
自分が親切にしたら相手が喜んでくれなかった。相手はそれを喜ぶべきだ、という境界線の侵害がそこに隠れているということを気がつける人は少ない。
自分が侵害している側などと思いたくないものです。
相手に自由をあげられないから自分も自由になれない。
境界線の問題の多くは、境界線をひこうとおもって引ける物では無いものも努力で何とかしようとする苦しさにあると思います。
同調圧力も、その圧力から逃れられないのもどちらにも問題あり。
境界線が引けない同士があつまってトラブルになるのだなぁ…と見ております。
否応なしに、生活レベルが比較されたり、子どもの能力が比較されたりして、自己肯定感がないからそこに振り回されたり、それぞれの夫のスペックが気になったりして、自分の価値が上がったり下がったりする。
育児だけでも大変なのに、悩ましいものなんですね。