今日はクリニックで働く日。それも自宅からまるっきり反対方向へ、ラッシュアワーだから、５０分ちょっとの距離を高速で向う朝。最後の高速道路の料金所で、料金所を出たら道路が左右二股に分かれて、別方向へ。私は右の方向だから、料金所の出口は、それぞれの支払い方法に対して、各々ひとつしかない。
クリックしてブログランキング応援してね！
マレーシアの高速道路料金所の支払いは３通り。
① Smart Tag
② Touch n' Go
③ RFID
この中で一番、日本のETCに近いのはRFIDで、
特別なステッカーを購入して、
eウォレットと連携させて、
アプリから高速料金が自動引き落とし。
うちもこのステッカーはあるのだけれど…
面倒くさくて、タンスの肥やし状態
ということで、一番、面倒なTouch n' Goのカードを
料金所の機械にくっつけて、そこから料金を引き落とす
原始的な方法で通行している私。
ちなみにこのような、ハエ叩きのようなガジェットがあり、
右下のように料金所の機械にピっと当てて通ることも出来る。
今朝、ラッシュアワーで、
私の前の車がこのハエ叩きガジェットを
ピッと機械に押し当てたら、
バーが開かなかった。
しばし、間を開けてからもう１度トライするドライバー。
でも、どうやら、カードには残金なし...
ラッシュアワーなので、私の後ろにはぎっちりと
車が数珠つなぎになっていた。
ここの料金所は、朝は３００ｍは軽く行列するので、
どれくらい後続車があったのか、想像するだけ怖い…
こんなふうに、マレー系の男性が車を駐車したまま、
対向車線の一番端の料金ゲートまで向かって行った。
なぜに反対方向？？？
そうしたら、料金所の職員が左方向からやって来て…
一番向こうの料金ゲートまで行ってしまった
ドライバーに向かって、この職員が手を振ったら、
やっと戻って来て、
この奥の機械がどうやら、プリペイド式の
Touch n' Goカードに
クレカなどでトップアップできる機械。
ところが、そのドライバーはクレカではなくて
現金を持っていただけだったので、
今度は左端の最後の料金ブースまで、
トップアップしに行った...
待つこと７分。
やっと戻って来て、そのまま車にそそくさと乗って、
何事もなかったかのように進んだ。
朝の渋滞時に大迷惑行為だけれど！
これって、マレーシア人らしい。
人に大迷惑をかけても、絶対、
悪いことをしたなんて、これっぽっちも思っていないはず。
だいたい、マレーシア人はこういう自己本位な人が
意外と多いから…
自分さえ良ければ、後はおかまいなし。
誰もそれに対して文句も出ないし…
クラクションを鳴らす人もいなかった。
そういう私も、あっけに取られて、
見守るだけ…
どうせなら、ブログネタにしようと思って、
停車した車の中から、画像も撮って。爆笑！
普通なら、前もってプリペイドなんだからさ、
残高が少なくなった時点で、トップアップするでしょう？
ところが、こちらの人って、ギリギリまでしない！
ときどき前の車の料金所の表示板を見たら、２リンギ（７０円以下）
ぐらいしか残高がなかったり...
これが日常茶飯事だから、
カードが０でも、気に留めていないのかも。
おおらか過ぎる人種だわな。
滞在９年過ぎても、これは慣れないけれど、
でも仕方ないと、受け入れている。
そんじゃないと、マレーシアに長い間住めないもの。
インスタもしています。
