先日、スピードガンによる計測誤差について触れましたが、今日は自分流の球速測定法を紹介します。(スピードガンについては、またヒマをみて書いていきます。)
自分はピッチング練習中に必ず球速を測定しているのですが、このときに活用しているのが、以前投球フォームの確認のところで登場したビデオカメラです。どうやって測っているかというと、ピッチングしているところをスロー再生し、ボールをリリースしてからネットに届くまでの時間を割り出して、距離÷時間で速度を算出しています。
距離は、18.44(m) - プレートからリリース地点までの水平距離(m)でだしてます。プレートからリリース地点までの水平距離は、踏み出した足のステップ幅と大体同じくらいになります。例えば、ステップ幅が1.4mくらいだと、ネットまでの距離は約17mになるというわけです。
時間の方ですが、自分の持っているビデオカメラは1秒を30コマに分割しています。(1コマ=0.033秒)ですから、{ボールがネットに触れた瞬間の時間(コマ数) - ボールをリリースした瞬間の時間(コマ数)} ÷ 30 で時間(秒)がわかります。 (厳密には1コマをさらに半分にわけているので0.0167秒単位で正確に時間を計れます。)
試しに計算してみましょう。例えばステップ幅1.3mでボールがネットに届くまでのコマ数が18コマだとします。このときの球速は、距離=18.44-1.3=17.14(m)となり、時間=18÷30=0.6(秒)となりますから、球速は 17.14÷0.6×3.6=102.84(km/h)となります。(注:秒速を時速に変換するために3.6をかけています。)
このようにして、球速を測っています。距離、時間とも誤差が非常に小さいのでかなり正確に測れるのではないかと思ってます。
ここで注意すべきなのが、この速度は瞬間の速度ではないという事です。スピードガンでは瞬間の速度を計測しますが、これは物理学でいうところの「平均の速度」といわれるものです。ですからスピードガンで正しく初速を計測した値よりも必ず遅い数値がでます。普通、球速とは初速を指すのが一般的なので、初速を知りたければ球種がストレートの場合、平均の速度」に1.05をかけてやればおよその初速が求まります。さっきの例だと初速は 102.84×1.05=約108(km/h)と推定できます。
これらの細かい話はまた後日ということで、実は上記の球速は現時点の自分のストレートの最高球速です。偉そうなことを書いてるわりには遅い!では、また~