ねぇ 悲しみ似た声を
君は何度聞いたかい
それは 泣き声じゃなく
痛いほど悲痛な笑い声だったんです
僕は悲しみを漏らさなくて
君は僕の泣き顔を知らなくて
僕は当たり前に笑っても
当たり前に泣く事なんて
一度もなかった
ひとり弱音吐いて
気付く筈のない理由を押し付け
君の困った顔を
涙混じりで見つめていた
『孤独なんて そんなもんだ』
割り切れたわけでもないのに
『ひとりぼっち…』繰り返す
心の中の自分を蹴りながら
そう 誠の勇気は
ただ弱者の強がりで
それを聞く度僕は
胸を締め付けられて倒れ込んだ
幾つも嘘を並べて来たんだ
真理を確かめる事もなく
いつからか並べた嘘が真実だと
こんなちっぽけな僕はきっと
気付いたよ
人を傷つけてみたって
自分が惨めになるだけで
自分の弱さをさらけ出して
さっさと毛布に隠れてしまって
『理由さえも忘れた』なんて
逃るだけの醜言張り付けて
『知らない』なんて ぶち撒けた
その強がりはただの弱音なんだって
本当の自分に気付いたフリをしていた
本当の自分など見た事なんてなくて
いつか気付いて
嫌いになって
この手で捨て去るその日が恐かった
君の前で
大きな声で泣いてもいいかい?
笑ったり泣いたり じゃれ合ったり
陰では誰かと恨み合ったり
開けてみればやっぱり…
でもそれでも
誰かを愛していたい
強がったこの弱い心で
悲しみに似たこの声で
震えが止まらないちっぽけな僕が
君を大切にしたいよ
もう孤独じゃないよ
君になら 見せれるよ多分
笑顔も泣き顔も全部
もっと強がりたくて
弱音を吐き続けて
そこにあった 思いと真理
いつまでも変わらない現実
もうここから歩き出せた
誰に言われたからって
直す必要なんかなくて
僕は僕で 君は君で
変わらないプライド握りしめた
いつまでも
僕は弱いままで
吐いたのは嘘で
抱いたのは真理で
その理由は
ドコにもない…
《end》