先日、三重県伊賀市島ヶ原にある、普門山観菩提寺(かんぼだいじ)に行ってきました。
藤堂元甫編修・川合景一増訂『三國地誌』(宝暦十三年成立)巻之六十六「伊賀國阿拝郡 梵刹」によれば、
観菩提寺 一名正月堂普門山 按南京二月堂ノ別院ニシテ聖武帝創建シ玉フ處本尊十一面観音自餘遺像多ク且正堂楼門(略)天正ノ兵火ヲマヌカレテ今尚存ス
当時は、奈良東大寺二月堂の別院だったようですが、伊豆宥法 編『新義真言宗大観』(新義真言宗大観六行会、1921年)に、
観菩提寺 開基實忠和尚、天平二年創立、本尊十一面観音、由緒准后記に曰く世に正月堂と稱右寺は聖武天皇の勅願所天平年間の草創に在り
と書かれてように、現在は真言宗豊山派。
「楼門」、「本堂」及びご本尊の「木造十一面観音立像」が、国の重要文化財です。
本堂は通称「正月堂」で、
石柱の文字は「國寶正月堂」、
扁額にも「正月堂」と書かれていました。
この後は、本堂の裏手、観音山の「西国三十三ヶ所本尊石仏」をめぐり、
JR関西線に向かいました。







