上画像は、静岡鉄道管理局「浜松駅高架完成記念 記念入場券」の封筒。

 

 浜松駅の高架は、1979年10月15日に完成しました。

 

 

 東海道線の大府濵松間が鐵道運輸を開始したのは、1888年9月1日*。

 静岡濵松間は、翌年4月16日です**

 

 

 各入場券の裏面を見ていくと、1926年12月12日、二代目駅舎に改築されましたが、1945年6月10日の空襲で焼失。

 

 

 

 1948年10月15日、再建されたのが三代目駅舎。

 

 1964年10月1日、新幹線が開業した際には、北口(表駅)や在来線ホームと長い跨線橋で接続され、

 

 

1979年10月15日、高架化が完成。

 線路が地上から高架へ切り替えられるとともに、在来線は新幹線と同高で並行した位置に移り、線形も島式ホーム2面4線になりました。

 

 高架化工事の総工費は260億円、これにより14ヶ所の踏切や地下道が廃止されたそうです。 

 

*『官報』1888年9月1日

**『官報』1889年4月16日