昨日の「NIKKEIプラス1」の「何でもランキング」は、「教会建築 聖なる美」。

 

 建物の美しさや歴史を味わい、祈りをささげたくなる国内の教会を専門家が選んだ。

 

とのことで、

 

 第1位 東京カテドラル聖マリア大聖堂(東京都文京区)

 第2位 大浦天主堂(長崎市)

 第3位 世界平和記念聖堂(広島市)

 第4位 東京復活大聖堂(ニコライ堂、東京都千代田区)

 第5位 与那原教会(聖クララ教会、沖縄県与那原町)

 第6位 軽井沢教会(聖パウロ教会、長野県軽井沢町)

 第7位 函館ハリストス正教会(北海道函館市)

 第8位 聖イグナチオ教会(東京都千代田区)

 第9位 頭ヶ島教会(長崎県新上五島町)

 第10位 目黒教会(聖アンセルモ教会、東京都品川区)

 

という結果でした。

 

 この中で最も歴史が古いのは、国宝で世界遺産でもある、長崎の大浦天主堂。 

 

 

 1864年の建築で、現存するキリスト教建築物としては日本最古。

 

 欧米の教会が石やレンガで造られたものが多いのに対し、初期の国内の教会は木造建築が大半を占める。(略)瓦屋根が採用されているのも日本的な特徴と言えるだろう。

 

と同記事に書かれているように、

 

 

木造で、

 

 

 

瓦屋根です。

 

 

 それに対して、ランクキング入りした10教会の内、2番目に古い、日本ハリストス正教会教団の「東京復活大聖堂」(ニコライ堂)は、

 

 

国の重要文化財で、1891年の建築。

 

 

こちらは銅板葺のドーム屋根です。

 

 ところで、選からは漏れたものの、私が美しい建築と思っているのが、

 

 

鉄筋コンクリート造ではあるのですが、1928年建築の「カトリック神田教会」(登録有形文化財)と、

 

 

「豊橋ハリストス正教会」(重要文化財)。

 

 

 こちらは木造銅板葺で、1913年の建築だそうです。