上画像は、度会郡南伊勢町の相賀浦。

 

 

 

 続けては、相生橋から北の「大池」を見たもので、

 

 

こちらは、相生橋から南の相賀浦漁港を見たもの。

 

 何隻か、係留されている漁船が見えています。

 

 

細い路地に民家が立ち並ぶ、漁師町らしい風景なのですが、

 

 

人口は減少傾向で、高台に建つ「相賀小学校」は閉校。

 

 現在は、「海ぼうず」という宿泊施設です。

 

 

 ところで、その海ぼうずから、裏山にあたる「相賀浅間山」に登ってみると、小さな祠がありました。 

 

 祀られている石仏は、浅間神社ということなので、大日如来でしょうか?

 

 

 

 上画像は、その神社前から、東方向を見たもの。

 

 足下に見えるのは「海ぼうず」で、その右手が相賀浦漁港。

 

 

 対岸に見えるのは葛島と宿田曽漁港なのですが、その後方の山も「浅間山」。 

 

 倉田正邦他『近畿の民間信仰』(堀川書房、1973年)を見ていたら、

 

 どこの村に行っても、区山の頂上に浅間山を持っており、浅間講、富士講といって宿を決め、

 

と書かれているので、相賀浦にも、対岸の宿浦や田曽浦にも浅間信仰・富士信仰があったのだろうと思います。