抜釘手術後3年7ヶ月目 海辺を歩く | 激しい骨折のリハビリ体験記(大腿骨、膝蓋骨、肘関節の粉砕骨折(複雑骨折))時々株式投資記録

激しい骨折のリハビリ体験記(大腿骨、膝蓋骨、肘関節の粉砕骨折(複雑骨折))時々株式投資記録

骨折の中でも比較的後遺症が残りやすい、大腿骨遠位部、膝蓋骨、肘関節の粉砕骨折について記していくブログです。リハビリ中にあったこと、気づいたこと、思ったことについて、同じような境遇にあわれた方の参考になれば幸いです。暇つぶしにやっている株式投資も時々紹介。

当時は悪夢とも思えた、大腿骨粉砕骨折による

 

入院生活から早5年、骨折が完治してからの

 

脚の状態はやはりと言うか、抜釘が終わって

 

から1年位経過した状態で止まったままです。

 

とは言っても、正座や相撲でいう、はっけよいの

 

姿勢である蹲踞(そんきょ)は可能だし、長時間

 

のランニングや登山、はたまた激しい動きの

 

スポーツ(テニス等)も問題なくできます。

 

 

とは言っても、長時間負荷の多い反復運動を

 

行うとさすがに、膝に違和感を感じる事もあり、

 

調子に乗るといけない戒めとして捉えています。

 

最近は基本に立ち返り、初期のリハビリでも

 

メインにしていたウォーキングに取り組んでいます。

 

日々忙しい生活をする中で、心のゆとりを持つ必要

 

性を感じることが多く、ランニングとかだとどうしても

 

タイムとかを気にしてしまうからです。

 

 

風景を楽しみたいので、海岸線を歩くことが多い。

 

いずれ、富山にある秘境、黒部ダム付近にある

 

「水平歩道」を歩きたいと思っていて、平衡感覚と

 

恐怖心克服のためにこういう所をついつい歩いて

 

しまいます。

往復で同じ所を歩くのですが、切り立った断崖が

 

右側にあるか、左側にあるかで心理的な負荷が

 

かなり変わる事に気づきます。私の場合は、右

 

に断崖があると左側時に比べて2、3割歩行

 

速度が落ちる気がするのです。これもやはり、

 

利き足や利き腕といった要素が関係している

 

んでしょうね。

ちなみに崖の高さはまあまあ高く8m位で、

 

ちょうど転落した時の高さに似ていて、

 

トラウマはまだあまり回復していないんだなあ

 

と思わされます。こんなことでは、こういう崖が

 

40kmも続く水平歩道にはまだ行けないか・・・

気づいたら、黄昏時を経て夜。どれだけ歩いた

 

か分からないです。

トロピカルな雰囲気のヤシの木の間をくぐり、

最近あった、何百年ぶりかの月食は見逃し

 

ましたが、いつ見ても満月なら月はキレイ。

 

いい画が取れました。

ファミコンゲームの、セーブポイントみたいな

 

所で一休み。こういう雰囲気は好きです。

空から星が降ってきた!?と思ったら、

海岸の堤防に仕込まれた、遊び心満載の

 

蓄光塗料を利用したトリックアート的なやつ

 

です。こういうのもウォーキングをするゆとり

 

がないと、気づけない。心のゆとり大事です。