当時は悪夢とも思えた、大腿骨粉砕骨折による
入院生活から早5年、骨折が完治してからの
脚の状態はやはりと言うか、抜釘が終わって
から1年位経過した状態で止まったままです。
とは言っても、正座や相撲でいう、はっけよいの
姿勢である蹲踞(そんきょ)は可能だし、長時間
のランニングや登山、はたまた激しい動きの
スポーツ(テニス等)も問題なくできます。
とは言っても、長時間負荷の多い反復運動を
行うとさすがに、膝に違和感を感じる事もあり、
調子に乗るといけない戒めとして捉えています。
最近は基本に立ち返り、初期のリハビリでも
メインにしていたウォーキングに取り組んでいます。
日々忙しい生活をする中で、心のゆとりを持つ必要
性を感じることが多く、ランニングとかだとどうしても
タイムとかを気にしてしまうからです。
風景を楽しみたいので、海岸線を歩くことが多い。
いずれ、富山にある秘境、黒部ダム付近にある
「水平歩道」を歩きたいと思っていて、平衡感覚と
恐怖心克服のためにこういう所をついつい歩いて
しまいます。
右側にあるか、左側にあるかで心理的な負荷が
かなり変わる事に気づきます。私の場合は、右
に断崖があると左側時に比べて2、3割歩行
速度が落ちる気がするのです。これもやはり、
利き足や利き腕といった要素が関係している
んでしょうね。
ちょうど転落した時の高さに似ていて、
トラウマはまだあまり回復していないんだなあ
と思わされます。こんなことでは、こういう崖が
40kmも続く水平歩道にはまだ行けないか・・・
か分からないです。
ましたが、いつ見ても満月なら月はキレイ。
所で一休み。こういう雰囲気は好きです。
蓄光塗料を利用したトリックアート的なやつ
です。こういうのもウォーキングをするゆとり
がないと、気づけない。心のゆとり大事です。