今日は、ごく久しぶりに実家の両親と買い物をする事に。
私は運転役となって、少し離れた場所にあるスーパーのAコープに行き、
ある程度のものを買ってレジで会計をしてもらいます。レジ係の人は通常
1人で商品のレジ打ちから会計までするのですが、今日はたまたま1人は
レジ打ち、もう1人は会計と役割を分担して行っていました。「2人制」という
やつで、私も学生時代のスーパーのバイトで混んできた時にやっていた
記憶があります。
以前もらったらしい「3品まで１０％OFF」クーポンを使用して、少しお安め
に商品を買えた事を喜んで、帰途に就く途中にちょうど中間距離にある
コンビニに寄ることがあり、そこで駐車中に親が何気なくレシートを確認
すると・・・。
「商品が１つ余分に打たれてるかも。」という、不穏な言葉が・・・。
見させてもらうと、その商品はクーポンを使用してもらった商品だったの
ですが、最初に値引きされてない状態で打たれた後に続けてもう１つ、
値引きされた状態で打たれていました。
小売業の仕事をやっていてさんざん目にするミス、「2度打ち」です・・・。
普段、そのAコープで買い物すると結構な頻度で値引きミス等の打ち間
違えがあり、いつもならレシートをその場で確認するそうですが、2人で
やっていてミスされたことはあまりなかったので、今日はたまたま見て
いなかったとの事。これが10円やそこらならあきらめがつく所、250円程の
商品が余分に打たれていると面倒でもさすがに言いに行こうという気に
なります。そして、更にある商品が198円という値札表示を信じて買ったの
に、238円で打たれている事もついでに判明しました。これはレジの人の
ミスではないのですが、よりによってダブルでミスによる過徴収を喰らうと
は・・・。
10分程かけて再び店に着き、まずは売場の値札が違うと思われる点を
しっかり確認し、店員の人に話をして計300円を返還してもらえました。
たぶんですが、2度打ちされた原因として
２人制のレジでクーポンの話をする前に会計が進められ、クーポンを
使用する商品について会話した時、すでにその商品を打っている事を
忘れて再び打ってクーポンを適用した・・・
のだと思います。私も経験ありますが、レジでミスする時のほとんどの場
合にイレギュラーな事が挟まれて、通常のルーティーンが崩れるパターン
が見受けられます。この場合では、クーポン使用に伴う会話です。この
会話と言う行為は、決められたレジの文言以外にされる雑談時が特に
危険で、今回のような2度打ち以外にも時には未会計のままお客さんに
帰られるという、信じがたい事まで引き起こす恐ろしさを秘めています（私
のいる店ではつい先月、実際にあった事）。
なので、ミスを起こされたくなければ客側としては余計な事は話しかけず
、レジを打たれている時も打たれている商品が2度打ちされてないか、値
引きミスされてないかを確認、会計後も必ずレシートをその場で見る事が
求められる訳です。いつもは親もその場で必ず確認するのに、今日だけ
たまたま見なかった、そしてそういう時に限ってなぜか、必ず何らかのミス
が発生しているのです。不思議な事ですが、今までレシートを確認した
時に発生する頻度よりも圧倒的に高いとの事。
ちなみにもう1個のミスは店舗の値段設定忘れですが、2度打ちがあった
おかげで見つけられたのか、ダブルでミスが発生しているというケースは
相当レアケースです。親は「これからは、絶対にレシートをその場で確認
する」と言ってましたが、慣れてきた所でまた忘れて同じことが繰り返され
るんだろうなあ・・・と思いました。Ａコープのレジって、そんなにややこしい
運用じゃないと思うんですが、ミスは多く発生しているとの事。個人で過去
に何十回と喰らっているようなので、よほど運が悪いのか本当にミスする
人が多いのか、それとも店のやり方や値引き表示が分かりにくいのか、
どうなんでしょう？私の会社だったら、同じ人が何回もミスを喰らったら、
絶対、お客様相談室にクレームが入るなあ・・・。私が買い物をする時は
ほぼセルフレジしか使用しないので、こういう事とは無縁ですが、セルフ
レジがない所で買い物をしたら・・・よくレシートを見ないといけないという
教訓になりました。「～しない時に限って・・・」は、どんな事にも適用でき
る、いわば不変の真理ということで、今流行りの「ライフハック」にも通ずる
ものがありそうです。現に今回、これを甘く見たことで時間の消耗＆もや
もや感の発生による、生活の質の低下に繋がったかもしれません。