おはようございます 京都の小次郎です

 

今回の「小次郎の京散歩」は前回に引き続き京都府京都市右京区嵯峨北堀町にある臨済宗の寺院「鹿王院」(ろくおういん)をご紹介させていただきます。

 

この時期にこのブログでひとつの寺院を三日間連続でご紹介するのはいかがなものかと思いますが、今回ご覧いただく鹿王院の庭園はこの時期にお薦めの観光名所のひとつなのでご理解を…(笑)。

 

 

 

 

さて、鹿王院は室町時代、康暦元年(1379年)に室町幕府三代将軍「足利義満」(あしかがよしみつ)が、「春屋妙葩」(しゆんおくみようは)を開山として建立した「宝幢禅寺」(ほうどうぜんじ:宝幢寺)の塔頭のひとつで、「鹿王院」という名は、建立の際に野鹿の群れが現れたことによると伝えられています。

 

鹿王院の庭園は、鹿王院の創建か、その後間もなく「任庵主」という人によって作られたと伝えられますが、任庵主がどのような人物であったのかはよくわかっていません。

 

江戸時代、寛文年間になって鹿王院の主要な建物が復興され、境内の整備もほぼ完了したと考えられます。

 

境内が今見るような姿に落ち着いたのは、宝暦十三年(1763年)に舎利殿(駄都殿)が客殿の南側に建立されてからのことで、客殿から廊下を伝って開山堂、舎利殿からも眺めることのできる庭へと改修されたそうです。

 

 

 

舎利殿とは釈迦の遺骨である舎利を安置する建物で、一般の寺院でいう仏塔にあたります。

 

鹿王院の舎利殿は駄都殿(だとでん)とも呼ばれており、その建物は方形造りで、桟瓦葺の屋根を持っています。

 

2階建てに見えますが、1階部分の屋根に見えるのは裳という飾りだそうです。

 

堂内には「源実朝」(みなもとのさねとも)より賜ったといわれる仏舎利を込めた多宝塔が安置されています。

 

 

京福電鉄沿線の紅葉名所「鹿王院」はいかがでしたか。

 

一週間後には、参道の紅葉も見ごろに…?