大好きな選手ではなかった。 | 棚の上からPのヤロウ。

棚の上からPのヤロウ。

さわらないでかまわないでさわらないしかまわない


空気を読まない勝負へのこだわりの強さとか。

ジョーダン復帰のオールスターとか。



シャックと一緒ならもっと連覇できたハズだったところとかももどかしかった。

スキャンダルもあったし。



アキレス腱を切ったあたりから翳りが見えてきてたけど、

でもそれでもゴールを「捻じ込む」執念の混じってるようなあの技術はずっとスゴいと思って観るときは毎回楽しみにしていた。



引退前の最後の試合。

自分たちはプレーオフなんて関係ないけとプレーオフ8位争いをしてたジャズを一人でボッコボコにした時なんか引退なんて勿体ないと思った。






今日、

コービーが死んだ。

41歳。

現実味が全く無い。



僕が大好きだったラシード・ウォーレスのいた、

ピッペン率いるブレイザーズの前にいつも立ちはだかっていた。









だからその頃は歯痒かったしブレイザーズがレイカーズに勝ったらメチャクチャ嬉しかった。

負けた時はただただ「やっぱり強いよね」って思ってた。



フィル・ジャクソンもハーパーも、

シャックもオーリーもフォックスもフィッシャーも、

そしてコービーも僕にとっては悪役だった。

特に8番の時代は。





ウォーレスがピストンズに移籍して「Wウォーレス」になって鬼ディフェンスチームになって、

ピストンズがファイナルで下馬評を覆してレイカーズを倒して優勝した時はメチャクチャ嬉しかった。



ウォーレスが引退してNBAをあんまし観なくなってたけど、

でもコービーが活躍してるかは常に気にしていた。

レブロンに負けるな!と。

まだまだ老け込むな!と。







コービー・ブライアント。

結局大好きな選手だった。



早すぎる死を悼みます。