ドンキホーテといえば
あのところ狭しと並んだ陳列方法と価格の安さ。
今では、知らない人はいないほどの
知名度を得ている。
さて、ドンキホーテがここまで成功できた
社長のやり方とコツはなんだろうか?
この本には、彼のやり方とコツ、そしてトライアンドエラーの
壮絶な体験が詰まっている。
ぜひ、彼の成功したやり方、コツ、考え方を知りたいかたは
読んでいただきたい本である。
カラオケ、弁当屋など90種類以上も業種を経験したり、
魚に以上にこだわったりと、いろいろ読むべき箇所はたくさんある。
その中でも、一番面白かった文章を引用してみる。
![]() | 安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生 (文春新書) 864円 Amazon |
すっぽりと抜け落ちているのが、いわゆる「夜の経済学」である。
コンビニもドンキも、夜十時以降のナイトマーケットの発見と開拓で、
この二十数年間、一人勝ちのような成長を謳歌することができた。
じつは、ナイトマーケットこそ、日本の流通業界に残された最後の大金鉱脈である。
日本の小売業総販売額は約百四十一兆円(2014年実績)だが、そのほとんどはデイマーケ
ットだ。
しかし私は少なくともその二割強、三十兆円程度は夜間売上に移行する可能性が
あるとみている。
ところが、今も昔も経営者や評論家は「昼の経済」しか語ろうとしない。「昼は善 夜
は悪」みたいな思い込みもあるのだろう。
しかし、飲食でもレジャーでも、多くの人が夜間に消費活動をしていることもまた事実なのだ。じつにもったいないことである。
このように、彼は夜のマーケットで、一人がちを収めたのだ。
ブルーオーシャンを見つけ、そこで勝ち組になれた。
これは、商売で勝つひとつのコツかもしれない。
