安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生 (文春新書)

 

ドンキホーテといえば

あのところ狭しと並んだ陳列方法と価格の安さ。

 

 

今では、知らない人はいないほどの

知名度を得ている。

 

さて、ドンキホーテがここまで成功できた

社長のやり方とコツはなんだろうか?

 

この本には、彼のやり方とコツ、そしてトライアンドエラーの

壮絶な体験が詰まっている。

 

ぜひ、彼の成功したやり方、コツ、考え方を知りたいかたは

読んでいただきたい本である。

 

カラオケ、弁当屋など90種類以上も業種を経験したり、

魚に以上にこだわったりと、いろいろ読むべき箇所はたくさんある。

 

その中でも、一番面白かった文章を引用してみる。

 

 


すっぽりと抜け落ちているのが、いわゆる「夜の経済学」である。

 

コンビニもドンキも、夜十時以降のナイトマーケットの発見と開拓で、

この二十数年間、一人勝ちのような成長を謳歌することができた。
 

じつは、ナイトマーケットこそ、日本の流通業界に残された最後の大金鉱脈である。

 

日本の小売業総販売額は約百四十一兆円(2014年実績)だが、そのほとんどはデイマーケ
ットだ。

 

しかし私は少なくともその二割強、三十兆円程度は夜間売上に移行する可能性が
あるとみている。

 

ところが、今も昔も経営者や評論家は「昼の経済」しか語ろうとしない。「昼は善 夜
は悪」みたいな思い込みもあるのだろう。

 

しかし、飲食でもレジャーでも、多くの人が夜間に消費活動をしていることもまた事実なのだ。じつにもったいないことである。

 

このように、彼は夜のマーケットで、一人がちを収めたのだ。

 

ブルーオーシャンを見つけ、そこで勝ち組になれた。

 

これは、商売で勝つひとつのコツかもしれない。